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しるこサンドさんの「江國香織の書籍ランキング」

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更新日: 2020/05/12

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ランキング結果

衝撃な透明感

衝撃的な出会いでした。高校の授業で教科書にのっていお話だったんです。それまで本に興味を持てなかった私は「なんだ、この透明感の文章は!!」と授業中、叫びそうになるのをこらえると同時に本の世界に引きずり込まれていきました。この衝撃があったからこそ、たくさん本を読めるほど好きになりました。

透明感とあたたかさ

初めて買った小説です。江國香織さんらしい、ものすごく優しい透明感のある文章で一つの家族を「栞」という登場人物の視点から描かれているんですが、どこにでもある普通の家族の日常を暖房のきいた部屋でゆったり眺めて、人に寄り添っているようなあたたかな気持ちにさせられます。

可愛くてキュンとする

きゅうりと帽子と数字の2のおはなしです。強烈にかわいらく、わかりやすく、絵本のようです。ただ絵がなくても、想像しなくても、字を読むだけでその世界にスッと入り込めてしまいます。ファンタジックになってないのは、それぞれに尊敬が込められているからのでしょうか。そして、それぞれのキャラクターが最高です。きゅうりは、パリッとなるように鍛えています。帽子は、渋いんです。数字の2は割り切れないと困ってしまいます。かわいさに胸がキュンとなる小説はこれが初めてです。

夏が好きなった

高校の時、図書館で借りて夢中で読みました。文章から少し暑くて、少しだけまぶしく感じるような「なつのひかり」がキラキラとこぼれて出てくるような感覚を覚えました。「やどかり」が出てきます。文章を読むだけで、視覚、触覚(そよ風をうけとめる感覚)、嗅覚をやわらかに刺激されるような本で不思議です。

5間宮兄弟(小説)

間宮兄弟(小説)

引用元: Amazon

『間宮兄弟』(まみやきょうだい)は、江國香織の小説。初出は「女性セブン」2003年7月10日号~2004年1月1日号。2004年9月29日、小学館から発売(ISBN 4093874999)。

こんな兄弟に出会いたい

映画化された本です。ボードゲームをしたり、カレーを作ったり、大きなお皿にフルーチェを食べながら、おしゃべりしてます。そんな毎日を送りたいけどなぜか、なかなか送れません。ある意味、そんなにハードルが高くない幸せがたくさんつまっていて楽しい小説です。いつかこんな兄弟にあってボードゲームをしたいです。

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