みんなのランキング

すずさんの「楳図かずお漫画ランキング」

0 0
更新日: 2020/06/25

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1わたしは真悟

わたしは真悟

引用元: Amazon

作者楳図かずお
ジャンル青年漫画
出版社小学館
連載ビッグコミックスピリッツ(1982年8号~1986年27号)
巻数全10巻

愛が全てを作るのか

仲の良い幼い少年少女が一緒に遊んでいたおもちゃのロボットが自我に目覚めてしまうというストーリー。二人は自分たちが引き離されたくないために、結婚をして子どもが欲しいと願うまでになりました。その想いがロボットに届き、自ら慎吾と名乗る自我を持った存在に。やがて慎吾は、人々の悪意をかてに進化を続け、自身の望まないパワーや悲しい運命を知ります。純粋な愛とその結果が悲しい結末になるのはなぜなのか、「子ども」とは何なのか。非常に解釈が難しい作品ですが、深く胸に突き刺さるものがあります。

2おろち(漫画)

おろち(漫画)

引用元: Amazon

作者楳図かずお
ジャンル少年漫画
出版社小学館(掲載誌)、秋田書店(単行本)
連載週刊少年サンデー(1969年25号~1970年35号)
巻数全6巻

人生とは人間とは命とは何なのか

不老不死の不思議な少女が関りのある人々の日々の生活や出来事を傍観しているというストーリーですが、死なない「おろち」というキャラクターの目を通して描かれる人間模様は、ことさらに不気味にリアルに輝いています。人の一生や、人生の一瞬一瞬について深く考えさせられます。

3赤んぼ少女(漫画)

赤んぼ少女(漫画)

引用元: Amazon

作者楳図かずお
ジャンル少女漫画
出版社講談社
連載週刊少女フレンド(1967年30号~1967年39号)
巻数全7巻

異形の存在の恐怖と切なさ

複雑な環境に育った主人公が裕福な家に引き取られて、せっかく幸せな生活をスタートさせたのにそのお屋敷には周囲に知らせていない謎の少女「タマミ」の存在が。彼女は主人公より年上のはずなのに赤ん坊のような見た目をしていました。美しい主人公に対する容赦ない「タマミ」の態度には、異形の存在の恐ろしさと悲しさがあふれています。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる