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「大切な事」しか言わない
人より話すことが難しい先生だからこそ、「大切な事」は確かに伝わる温かさが心地よい。
子どもの声なき助けを汲み取ってただそばで見守る強さは、普通とは少し違う先生だから感じるもの。
自分の学生時代に、こんな先生がいてほしかったと強く思う。
泥臭いお父さんたち
7つの短編からなる7人のお父さんが、仕事や家族の有り様をリアルに、ユーモラスに描いた作品。
慣れてしまった関係の中で、気づいたり妥協したりして、新たな希望まではいかないけど、ビタミンみたいな明るさが垣間見える。
4位流星ワゴン(小説)
引用元: Amazon
『流星ワゴン』(りゅうせいワゴン)は、重松清による長編小説。2001年1月号から12月号まで講談社の月刊小説誌『小説現代』に連載され、2002年2月8日に講談社から単行本が刊行された。直木賞受賞 (『ビタミンF』で2000年下半期)後初の長篇である。2002年度の本の雑誌年間ベスト1に輝いた。2005年2月15日には講談社文庫版が刊行された。2015年1月期にTBSで実写テレビドラマ化された。
過去に戻った先にある未来は?
変わらない未来を知っていながら、変えられない過去を追うのはとてもつらい。でも、何もしないで迎えるより、もがいてみて初めてわかる何かがある。
父と子の間で気づかなかった何かが、この本を通して見つけられるかもしれない。
それでも強く生きてゆく
一生の半分を過ぎた人々が背負い、諦めてきたものと向き合わなくてはいけない現実に胸が苦しくなる一冊。ありふれた人生の形の中で、微かに見える希望を掴むのか、読者にその先を預ける構図に、重松清の温かさを感じる。
あの頃の自分にもう一度出会える
あの頃、誰の中にも存在していたこころの動きを友だちが変えてくれる。
思春期の物差しでみる世界は、大人になってみても同じように感じるこころがある。
友だちってなんだろう?と考えさせられる、ザ・重松清の短編集。