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2位らせん(小説)
引用元: Amazon
『らせん』は、鈴木光司のサスペンス・ホラー小説、及びそれを原作としたテレビドラマ、映画、漫画。第17回吉川英治文学新人賞受賞作品。 小説『リング』の後日談を描いた続編。前作で登場した「見ると1週間で死ぬ魔のビデオ」というオカルト的要素に対し、医学者である主人公らが分子生物学的知見からの解明を試みるサイエンス・フィクション。
タイトルどおりにらせん状にただただ悪方へ落ちていく感覚が痺れます。
前作「リング」で散りばめられた伏線の数々が次々と明るみになり小説の世界と自分のいる現実世界の境界線が曖昧に溶けていくような奇妙な感覚を味わいながらも、先へ先へと作者に見えない糸で操られた様にページをめくってしまう内容です。
初めて読んだ時の「え?」「え!?」「えぇ!?」が今でも忘れられない。
衝撃的すぎる世界観に引き込まれて、リアルすぎる内容にもしかして...と思わせる内容が忘れられません。
これまでのホラーとしての気味の悪さや霊的恐怖も当然ながらリアルに起こりそうな程の描写が異次元のラストに引き込んでいくところです。