【人気投票 1~18位】鈴木光司の書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
ホラージャンルの代表的作品『リング』シリーズの原作者として有名な「鈴木光司」。今回は彼が執筆した本にスポットをあて、みなさんの投票をもとに「鈴木光司の人気書籍ランキング」を作成します。ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞したデビュー作『楽園』や、多数メディア化されたホラー短編集『仄暗い水の底から』や、シャリー・ジャクスン賞の長編部門を受賞した『エッジ』などの作品は果たして何位にランクインするのでしょうか!?あなたがおすすめする作品を教えてください!
最終更新日: 2022/07/03
ランキングの前に
1分でわかる「鈴木光司」
ホラーブームの火付け役となった「鈴木光司」
1957年、静岡県出身の鈴木光司。慶應義塾大学文学部卒業後、専業主夫として家事や子育てをこなす一方、自宅で学生塾を開き一人で全教科を教えながら小説も執筆していました。1990年に発刊された『楽園』でデビューを果たし、日本ファンタジーノーベル大賞優秀賞を受賞。翌年1991年に発表した、大人気ホラーシリーズ『リング』が横溝正史ミステリ大賞最終候補まで残り、そのあと映画化されたことによって、ホラーブームの火付け役となりました。また、1996年に刊行されたホラー短編集『仄暗い水の底から』を含む、彼の作品が日本のみならずハリウッドからも注目されるようになり、リメイク版『ザ・リング』や『ダーク・ウォーター』として制作されました。
鈴木光司の受賞歴
小説やエッセイなど、さまざまな作品を手掛ける鈴木光司。デビュー作『楽園』では日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。大ヒットした『リング』の続編『らせん』では吉川英治文学新人賞を受賞しました。また、長編サイエンスホラー『エッジ』では日本人初となるシャリー・ジャクスン賞(長編部門)を受賞しました。
本ランキングにおける「鈴木光司の書籍」の定義
このランキングにおける「鈴木光司の書籍」の定義は、彼が手がける小説作品です。エッセイや共著・アンソロジーなどの作品からも投票が可能です。
ユーザーのバッジについて
鈴木光司の作品を全作品読んだことがある。
鈴木光司の作品を15作品以上読んだことがある。
鈴木光司の作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
1位リング(小説)
引用元: Amazon
著者 | 鈴木光司 |
---|---|
ジャンル | ホラー |
発売日 | 1991年6月 |
出版社 | KADOKAWA |
メディアミックス | 映画『リング』(1998年)
映画『リング2』(1999年) ドラマ『リング〜最終章〜』(1999年) 映画『リング0 バースデイ』(2000年) |
公式サイト | - |
参考価格 | 660円(税込) |
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
想像の斜め上を行く展開に、度肝を抜かれました。
「リング」「らせん」の延長として読み始めたため、当然のごとくホラー小説だと思っていたのに、その実がしっかりと計算しつくされたサイエンスフィクションであり、それでいながら読み進めるにしたがって、本来であれば相いれないものであるはずの”怪奇現象”と”科学”がきちんと共存できる理由が解き明かされていく様は、圧巻としか言いようがありません。
”いま私たちがいる世界もまた、「リング」や「らせん」の世界のように、誰かによって作られた世界なのでは”と、考えずにはいられない読後感に恐怖を覚えました。
発想力と驚きの展開が凄すぎる
リングシリーズの完結編となる作品ですが、ホラー小説の流れの中で完結すると思いきや、全く予想もしていなかった展開にとても驚いた作品です。この作者の発想力は本当に凄いと思いましたし、私が生涯読んだ小説の中で一番印象に残っている作品として1位に選びました。
報告まさかのSF。
いわゆるリング三部作の三作目。
三部作とされるだけあって実際に三作ともストーリーも登場人物も繋がっているのですが、鈴木光司のすごいところはそれぞれの本ごとで違うジャンルに挑戦していること。
完結編である本作はなんと近未来SF。
この不可思議な物語を解決するにはSFしかない、というのも確かに筋の通った話ではありますが、それをきちんと取材して実行するところ、そして不可思議で終わることも許されるホラーというジャンルにあえて理屈付けしようとした心意気も面白い。
そこには当然賛否両論ありますが、リングシリーズが壮大なSFだったと考えればそれはそれで面白い。
\ ログインしていなくても採点できます /
堂々完結!!
僕が1位に選んだのは、らせんです。三部作の堂々の完結編の「ループ」。前作主人公が記者と思索家だったが、本作は監察医です。
「リング」から始まる謎のトンデモな解消策を見つけた鈴木光司ですが、リングの時点でもその片鱗は見えていて、天然痘などを使って呪いのビデオへの理論付けをしていました。理系っぽい見解をする方なんですかね。そのようなリングでの理論付けをいっそう深化させたのが、この作品です。
謎解きのはじまり。
三部作完結編「ループ」にて、「リング」から始まった謎のとんでもない解決策を見出した鈴木光司ですが、リングの時点でもその片鱗は既に見えていて、天然痘などを流用して呪いのビデオへの理論付けを試みていました。
元々理系的な考え方をする人なんでしょうね。
そんなリングでの理論付けをさらに深化させたと言えるのがこの作品で、前作の主人公が記者と哲学者だったのに対して、本作は監察医。
作者の興味がどこへ移っていっているのかがわかります。
ミステリー
リングの続編です。前作で巻き起こったミステリーを追いかけるという内容で、かなり興味深い内容になっており、一気読みしてしまうくらい引き込まれてしまいました。小説を読むのは楽しいなと再確認させてくれる作品です。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
リアルな描写
1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件をベースを元に、海の脅威が描かれていて、そのリアルな描写に、自然の怖さを感じました。
普通なら、その怖さに体がすくみ、動けなくなってしまいそうです。
ですが、それでも立ち向かっていくギュスカンの言動が、とても頼もしいと思いました。
歴史と海の底に眠るもの
19世紀末に和歌山県沖で実際に発生した大規模海難事故をモチーフにして、地元のインストラクターとトルコ人旅行者が深海に眠る秘密を探る冒険小説です。すべての生命の源である海の偉大さと、ヨットやダイビングを駆使して挑んでいく人間たちの勇気に胸を打たれます。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
最高の景観の中でのロマンスなので。
想像をはるかに超える広大な砂漠、南太平洋という情景が伝わってきて読んでいて大変感動しました。ロマンスは我々人間にとって祖先からかなり大切なものであり、素晴らしいものである事がわかってとても良かったです。
報告ふたりの想いは時空を駆け抜ける
先史時代のゴビ砂漠で不幸にも引き裂かれたひと組のカップルが、1万年の時を超えて巡り合うファンタジー文学です。18世紀の太平洋の小島を経由して、20世紀のニューヨークへとたどり着く壮大なスケールの愛に圧倒されました。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
ジャパニーズホラーブームの火付け役になった名作!
観たものは死んでしまう呪いのビデオという何度も擦られたありがちなテーマながら、張り巡らされた伏線を回収していく謎解き要素たっぷりのストーリーは良質のサスペンスを読んでいるようでした。もちろん鈴木光司の鬱々とした雰囲気の文章表現も素晴らしくホラー作品としても名作です。
ぽんさん
1位(100点)の評価
怖さに植えた私が怖いと感じた
貞子の過去と心霊化した貞子がなぜ誕生したのかの理由がおぞましく、他のホラー小説とは一線を画していると思います。文章を読んだだけで想像力が掻き立てられ、終始背筋がゾワゾワしっぱなしでした。ホラー、心霊系は全く平気な私が怖いと感じた初めての小説でした。
ジョーさん
1位(100点)の評価
すべてのはじまり。
日本中にリングブームを巻き起こし、世界にも広がった和製ホラーブームの旗手ともなりました。
メインキャラクターの貞子は今や「13日の金曜日」のジェイソンのように、独立したホラーキャラクターとして愛されています。
この小説を読んだ後は、やはりテレビを見るのが怖くなる。
はいとーんさん
1位(100点)の評価