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佐藤 利明さんの「恋愛映画ランキング」

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更新日: 2020/09/01
佐藤 利明

娯楽映画研究家

佐藤 利明

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ランキング結果

1ローマの休日(1953年)

ローマの休日(1953年)

引用元: Amazon

制作年1953年
上映時間118分
監督ウィリアム・ワイラー
メインキャストグレゴリー・ペック(ジョー・ブラッドレー)、オードリー・ヘプバーン(アン王女、アーニャ・スミス)、エディ・アルバート(アービング・ラドビッチ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

世界の恋人・オードリーが誕生した瞬間!

名匠、ウイリアム・ワイラー監督『ローマの休日』は、オードリー・ヘップバーンの代表作です。ハリウッド・テンのひとりとして赤狩りの犠牲者となり、活動を停止していた名脚本家・ドルトン・トランボが、変名で執筆したシナリオの素晴らしさ! キュートなオードリーの可愛さ。グレゴリー・ペックのダンディズム! 今では名作として知らない人がいないマスターピースですが、この映画が公開されて初めて、世界中の映画ファンがオードリー・ヘップバーンを発見したのです。

そうした視点で、改めて見直すと、気づかなかったオードリーの魅力を改めて発見できるかもしれません!

2恋人たちの予感

恋人たちの予感

引用元: Amazon

制作年1989年
上映時間96分
監督ロブ・ライナー
メインキャストビリー・クリスタル(ハリー・バーンズ)、メグ・ライアン(サリー・オルブライト)、キャリー・フィッシャー(マリー)、ブルーノ・カービー(ジェス)、スティーヴン・フォード(ジョー)ほか
主題歌・挿入歌It Had To Be You / ハリー・コニックJr.
公式サイト-

1980年代末のトレンディ映画!

のちに『めぐり逢えたら』(1993年)、『ユー・ガット・メール』(1998年)など、メグ・ライアン主演のロマンチック・コメディの監督となる、ノーラ・エフロンがシナリオ、バツグンのセンスを持つロブ・ライナー監督が演出した、最高のラブ・ストーリーです。

1977年のシカゴ。大学を卒業したばかりのハリー(ビリー・クリスタル)とサリー(メグ・ライアン)が、経費節約のためにニューヨークへと車で向かいますが、性格の合わない二人は、大喧嘩の連続。という最悪の出会いから、5年後の再会。それでも二人は喧嘩が絶えません。

ビリー・クリスタルとメグ・ライアンの二人が、喧嘩しながらも仲良くなっていく、そのプロセスが粋なセリフと、微苦笑のシチュエーションで描かれる。ハリー・コニック・ジュニアが歌った往年のスタンダード「イフ・アイ・ハッド・ユー」のロマンチックな歌声!

映画史上に残る、ラストの二人の会話! 
傑作、ロマンチックコメディたるゆえんです。

3グレン・ミラー物語

グレン・ミラー物語

引用元: Amazon

制作年1954年
上映時間115分
監督アンソニー・マン
メインキャストジェームズ・ステュアート(グレン・ミラー)、ジューン・アリソン(ヘレン・バーガー)、ハリー・モーガン(チャミー・マグレガー)、チャールズ・ドレイク(ドン・ヘインズ)、ジョージ・トビアス(サイ・シュリブマン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

伝説のジャズマンの夫婦愛の物語

第二次世界大戦のさなか、軍慰問のためイギリスからフランスへと向かう途中、ドーバー海峡で行方不明となった、伝説のジャズ・トロンボーン奏者、グレン・ミラー(ジェームズ・スチュワート)と妻・ヘレン(ジューン・アリスン)の物語。伝記映画とはいえ、妻となる女性との出会い、苦労の日々、そして別れを、グレン・ミラーのヒット曲で綴る、心温まる音楽映画の傑作です。

「ムーン・ライト・セレナーデ」「タキシード・ジャンクション」「イン・ザ・ムード」など、ビッグバンド時代を象徴する名曲の数々が、その誕生のエピソードともに描かれているので、名曲誕生物語としても味わい深いです。

何より、妻・ヘレンのリクエストを受けながら、なかなかアレンジ、演奏をしなかった「茶色の小瓶」をめぐるエピソードは、感涙を誘います。古き良き時代のハリウッド映画のラブ・ロマンスの定石を踏まえながら、極上のグレン・ミラーサウンドに酔いしれる極上のひとときが味わえます!

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