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1位湯を沸かすほどの熱い愛
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 一家で銭湯「幸の湯」を営んでいた幸野家。しかし。父が1年前失踪し銭湯は休業状態。母・双葉はパン屋のパートで生計を立てていた。そんなある日、職場で双葉は倒れてしまう。病院で検査を受けると末期のガンで余命わずかという宣告を受ける。一度は落ち込んだ双葉だったが、死ぬまでにやるべきことを決め彼女は立ち上がるー。 |
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制作年 | 2016年 |
上映時間 | 125分 |
監督 | 中野量太 |
メインキャスト | 宮沢りえ(幸野双葉)、杉咲花(幸野安澄)、オダギリジョー(幸野一浩)、松坂桃李(向井拓海)ほか |
主題歌・挿入歌 | 愛のゆくえ / きのこ帝国 |
公式サイト | http://atsui-ai.com/index.html |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:配信中 |
2位リメンバー・ミー(アニメ)
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 主人公・ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで家族から音楽を禁止され、ミゲルはギターを弾くどころか、家で音楽を聞くこともできない。ある日、祖母にギターを壊されてしまったミゲルは、メキシコ史上最高のミュージシャン、エルネスト・デ・ラ・クルスの墓に祀られたギターを拝借しようとする。ところが、ギターを手にした途端、死者の国へ迷い込んでしまい……。 |
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制作年 | 2018年 |
上映時間 | 105分 |
監督 | リー・アンクリッチ |
メインキャスト | 石橋陽彩(ミゲル)、藤木直人(ヘクター)、橋本さとし(エルネスト・デラクルス)、松雪泰子(ママ・イメルダ)、磯辺万沙子(おばあちゃん)、横山だいすけ(お父さん)、多田野曜平(パパ・フリオ)ほか |
主題歌・挿入歌 | リメンバー・ミー / シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ |
制作会社 | ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ピクサー・アニメーション・スタジオ |
公式サイト | https://www.disney.co.jp/movie/remember-me/about.html |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
大切な人にあと何回会えるでしょうか
怒られるかもしれませんが、私は本作を見たときに「ピクサーってこんなものだっけ?」と完全になめきったことを考えていました。
冒頭の30分くらいが、まったく私にはピンと来なかったのです。でも、それは私の間違いでした。その30分が残りすべての時間に効いてきて、最後には襟元がびしょびしょになるまで泣きました。
本作のなにより素晴らしいところは、生きている家族だけではなく、亡くなった家族の死者の世界についてしっかりと描かれていることです。死者にフォーカスし、そこにうまく音楽を絡めることで、泣きながら笑顔になれる幸せな物語になっています。
生きているうちに、大切な人にあと何回会えるだろうか、そして亡くなったあとに、何をしてあげられるだろうか。自分が死んだあと、何をしてもらえるだろうか。本作のことを考えるたびに、大切な人、家族に会いたくなります。タオルを準備してご覧ください。
純粋とはこういうことか…
うる星やつら、原作を知らなくても大丈夫です。もちろん原作を知っていた方がもっと楽しめるのですが、ラムちゃん(ポスターの女の子)が宇宙から地球にやってきた女の子で、ピカチュウみたいに電撃が出せることさえ知っていれば大丈夫です。
本作はいわゆる「ループもの」で、時間が繰り返してしまう物語の元祖とも言われています。
文化祭前日、泊まり込みで準備をする高校生の日常が、本人たちの気がつかないところで繰り返してしまう物語です。一体なぜ、なんのために、誰のために繰り返しているのか。
そして、その繰り返す日々の奥から見えてくるラムちゃんの純粋さに、なんて尊いのだ…と涙することでしょう。
純粋やピュアという言葉、なんとなくニュアンスで感じていた意味を、本作で深く理解できると思います。
タイトルのビューティフル・ドリーマーの意味に気がついたとき、また涙がこぼれ落ちるはず…。ハンカチを準備してご覧ください。
いつかやる、じゃ遅いんだと痛感する映画
タイトルから、そしてポスターからして、絶対に泣ける映画感が出ている本作。その通り、いや、それ以上に泣けます。
私はマスコミ試写会で見たのですが、超満員の試写室はすすり泣き、いや、うめき声でいっぱいになりました。もちろん私もその大合唱に加わった一人です。
ここまで泣ける映画があるのか、と思うと同時に、死ぬまでにやりたいことリストをいますぐ作らなければと思いました。
余命宣告を受けた瞬間から、やることリストに注力する主人公の姿を見ていると、「いつかやる」じゃ遅いと痛感させられるからです。
タイトルの意味が完全に理解できた瞬間、映画は終わります。バスタオルとティッシュを準備してご覧ください。