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まい3さんの「小池真理子の書籍ランキング」

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更新日: 2020/10/28

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ランキング結果

家をテーマに。

家をテーマにした短編集です。どの話も、あり得なさそうで、ギリあり得そうな話でとても怖かったです。特に、第一話である刺繍の家は、結婚、恋愛をしない人も増えた中、すごくリアリティがある話でひきこまれました。読んだあと、震えます。

知っている人が他人のように。

知っていると思ってた人が全然自分の知らない部分を見せてくるといった感じの短編集です。小池さんは嫌ミスの女王と言われているだけあって、読後感がかなり悪かったです。終の道づれと言う話がお気に入りです。主人公のおばあさんがほっこり系の人だから、なんか余計に切なかったです。

どの話をとっても後味悪い。

どの話をとっても後味の悪い短編集です。囚われてと言う話は、人の精神ってこんなふうになっちゃうんだと思うし、表題にもなっている危険な食卓は、見方を変えれば喜劇ぽい気もするけど、主人公が哀れでとてもいいです。読み応えのある短編集だと思います。

5妻の女友達

妻の女友達

引用元: Amazon

波風のない人生を送る夫婦の前に、突然現れた妻の女友達。女流評論家として活躍する彼女の登場が、いつしか平穏な家庭を破滅に追い込む――推理作家協会賞受賞の表題作他5編。(解説・権田萬治)

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