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壮絶な生き様を熱演!
主人公・孫悟空(カカロット)の父親です。生粋のサイヤ人ということで、性格は粗野で非常に好戦的です。同時に誇りの高さも持ち合わせており、サイヤ人にしては珍しく仲間想いの一面もあります。かつてフリーザに単身で勝負を挑み、惑星ベジータと共に生涯を終えました。
敵から授かった予知夢の能力で息子のカカロットとフリーザが対決する瞬間が脳裏によぎり、すべてをカカロットに託して消滅するシーンは感動的であり胸が熱くなります。悟空とは正反対の性格で、口調もクールで淡々とした感じが最高にカッコイイです。これも野沢さんの使い分けのうまさだと思います。
登場が原作よりもアニメの方が先という珍しいキャラクターですが、原作者の鳥山明先生が感銘を受けて、原作に逆輸入した経緯があります。それほどまでに魅力がいっぱいのキャラクターだと思います。
不動の世界的人気キャラクター!
まず野沢雅子さんを除いて悟空を演じられる方はいません。原作者の鳥山明先生が声を聴いた瞬間に「この人しかいない!」と思うくらい、キャラクターにピッタリの声質だと思います。
野沢さんの高い演技力はもちろん、孫悟空という明るいキャラクター性にマッチしていると思います。最初は子供時代から始まり、青年期では成長した大人を演じています。ベースはあまり変えてはいませんが、しっかりと成長した雰囲気を出せるのは見事の一言。
加えて、息子の悟飯や悟天などの複数のキャラクターも自然に演じ分けており、ただただ驚くばかりです。今やドラゴンボールは世界的に大人気の作品ですが、野沢さんも悟空同様に世界中のファンから高く支持されています。年齢を感じさせないパワフルな表現力には脱帽です。