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Twitterでシェアまえがき
私の中では「ハンバーガー」とはまた別に「モスバーガー」という独立したジャンルがある感じです。ハンバーガーの枠を超えたおいしいアレンジパンの数々が、いつでも出来立てのアツアツで出て来る――そんなお店がモスバーガー。ロースカツからライスバーガーまで、メニューが本当にさまざまで、多岐にわたっているので、一番を決めるのは難しいですね。
ランキング結果
刺し込むような醤油味!
みなさん1位に挙げている理由が、なるほど、よ~くわかります。これはおいしい!
国産の牛豚合挽き肉を使ったハンバー「グ」なので、ハンバーガー(=バンズの間に"ビーフパティ"を挟んだもの)とはまた別種の食べ物なのですが、そんなことはどうでもいいくらい、まぁ~わかりやすい味で美味! 口の中に向こうから飛び込んでくるような、キョーレツな醤油味とチーズの酸味。その「ちゅるっ」ととろけたチーズにオニオンが「サクッ」と絡んでこれも美味! ものすごくわかりやすいと同時に、刺すように強烈な味のハンバーグサンドです。
3位モス野菜バーガー
オーロラソースのおいしさに尽きます
こちらは一転して、おだやかな味わいのバーガー。生産者の顔まで明らかな、国産の新鮮な生野菜を使った「ヘルシーなモスバーガー」のイメージを代表するバーガーでもあります。
上下2ヶ所に入るオーロラソースがとにかく美味! あからさまな味でなく、一歩引いたところから酸味を利かせて、ゆるやか~に、おおらか~に、バーガー全体をまとめています。バンズとパティとの「相性」という点では、このオーロラソースが一番自然に馴染んでいるように私は思います。無理のない自然なおいしさの一品です。
パン屋じゃ食べられないアツアツのカツサンド
これこそバーガーでなく、ロースカツ「サンド」だと思うんですが(ビーフパティ挟んでませんので)、でも、なかなかのおいしさです。そして持つとアツアツ!
バンズの間にトンカツと千切りキャベツを挟んだだけのシンプルなメニューです。私の手元の資料によれば、このカツは「上質ロースの1枚肉を使用」とのこと。衣は薄手でカリッとしており、絡むソースはかなりな甘口。底の方で「からし」がちょろっと利いています。こんな揚げ立てアツアツのカツサンドを食べることも日常なかなかないですから、このメニューは貴重です!
レタスの歯ごたえが気持ちいい!
3位に挙げた「モス野菜バーガー」のバンズをレタスに置き換えたものですが、全く別の魅力を放つ新種のメニューに仕上がっています。
パティが入っていますが、主役は完全に「レタス」です。その噛み千切る時の「サクッ!」と鳴る歯ごたえが快感。上下2ヶ所においしいオーロラソースも入っていますが、ソース味で食べさせるバーガーでもなくて、味わいもまとまりも自然な感じ。見た目通りのヘルシーイメージな一品です。あと、めずらしく、持つと「熱くない」メニューでもありますね。
ミートソースを3年ぶりにリニューアル
ご存知、モスバーガーの看板メニュー。今年2020年の7月、ミートソースを3年ぶりにリニューアルしたとのことで、食べ直してみました。
きめ細かな生地の上質なバンズに、パティは牛肉+たまねぎ等のつなぎあり、推定50g。そして厚手の立派なトマト。粗く刻んだオニオン。中ほどにマヨソース。底で微かにマスタード。そこへかかる新ミートソースはベッタリ甘め。ちょっと驚くぐらいの味の強さです。「モス野菜バーガー」とは対照的な濃い味付けのバーガー。私は「野菜バーガー」派です。
モスから生まれた大ヒット作
1973年、モスバーガーが初めて開発した"元祖"テリヤキバーガーのお味は……かなりな甘め!
醤油と赤味噌、白味噌を合わせたモスオリジナルのテリヤキソースは、お団子のタレのような甘さで、このソースだけ舐めるとなかなか強烈! そこへパティの肉の味とレタスの歯ごたえ、後味をなじませるマヨソース――という構成です。食事と言うより「おやつ」感覚のテリヤキバーガー。
金曜日しか食べられない"荒ぶる"モスバーガー!
2018年7月に登場した金曜日限定のメニューで、現在はリニューアルした後継商品が販売されています。
このバーガーが私の心に深く刺さったのは、モスらしからぬ、このぐっちゃぐちゃの「チリの洪水」によります。「ぐっしゃ~」とあふれ返るホットチリソースは、レッドキドニーとひよこ豆の2種類の豆と牛挽肉入り。トマトはアツアツの焼きトマト。その上でオニオンソテーがフルーティーな甘味を上品に利かせています。いろいろ手を加えた後継商品よりも、これぐらいの「ガサツな」感じの方が私の好み。復活求ム!