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2位占星術殺人事件
引用元: Amazon
『占星術殺人事件』(せんせいじゅつさつじんじけん)は、1981年に発表された島田荘司の推理小説。著者のデビュー作であり、同作家の人気シリーズである御手洗潔シリーズの第1作である。 島田荘司の持ち味ともいえる猟奇的な事件と、事件関係者の手記で始まる構成などによって、推理小説ファンをとりこにした。
探偵の魅力
事件のトリックが面白くて好きな作品ですが、探偵である御手洗のエキセントリックな言動も大きな魅力のひとつだと思っています。相棒の石岡が語る御手洗の奇行は思わず吹き出してしまうような愉快なものが多く、事件解決まで楽しく読むことができました。
青春の1ページ
初めて読んだ青春ミステリーなので、とても印象に残っています。探偵役の高校生に引っ張られたためか、読み終わると自分もヒロインが好きになっていたことは、良い思い出です。作者はあまり青春ミステリーを書かないタイプのようなので、貴重な一冊という意味でも、忘れられない作品です。
癖になる独特の雰囲気
文体の癖や時代設定が影響しているためか、他のミステリー小説とは違った雰囲気を楽しめるので、何度も読み返したくなります。冒頭の古書店のシーンが特に好きで、読み始めると一気に物語に引き込まれます。それぞれのキャラクターがしっかり立っているので、面白い掛け合いを楽しめるところも好きです。