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2位嗤う伊右衛門(小説)
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引用元: Amazon
『嗤う伊右衛門』(わらういえもん)は、京極夏彦による日本の小説。第25回泉鏡花文学賞受賞作、第118回直木賞候補作。四代目 鶴屋南北の「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに執筆された、江戸怪談シリーズの第1弾。『このミステリーがすごい!』で第8位に、『週刊文春ミステリーベスト10』で第9位にランクインした。2003年に蜷川幸雄監督、唐沢寿明・小雪主演で映画化され、しかくの作画で漫画化もされた。
小雪主演で映画化もされた名作。
四谷怪談を京極夏彦がアレンジ、改編した作品。
それぞれの理由で世間から揶揄されることの多い夫婦の愛の物語。
いわゆる『普通』であることを求めれる時代(江戸時代)に、他とは違う個性を持った二人が、紆余曲折あり惹かれあうストーリー。
最後の最後まで幸せとは何か、を考えさせられる一冊。
3位後巷説百物語
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引用元: Amazon
『後巷説百物語』(のちのこうせつひゃくものがたり)は、角川書店から刊行されている京極夏彦の妖怪時代小説集。「巷説百物語シリーズ」の第3作。妖怪マガジン『怪』のvol.0011からvol.0015まで連載された。第130回直木賞受賞作。
巷説百物語、続巷説百物語の後日譚となる作品。
時代は明治に移り、巷説百物語同様、巷の噂を収集する主人公視点で物語は進む。
時代が変わり、周囲の価値観が大きく変わっていく中、取り残されている感覚を味わう主人公。
怪異を信じる人も少なくなり、巷の噂も減ってきた中、主人公は非日常であった裏の社会とのつながりを回顧することが増えていく。
美化されていく過去への逃避、前に進む勇気などが主人公を通して描かれている良作。
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アニメ化、漫画化もされた、現在もシリーズが続いている名作。
時代は江戸、巷の噂を収集するのが趣味の主人公がひょんなことから裏の社会と通じるようになっていくストーリー。
表の社会に生きにくさを感じている主人公が、表と裏のはざまで揺れる心情がリアルに描かれている点が素晴らしい。
世の中の困りごとを、口八丁手八丁で怪異の仕業に見せかけて解決していく、というのがストーリー展開の軸となっていて、
どうにもならない感情の矛先、人の世の悲しさ、のようなものを感じられる一冊。