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巷説百物語に関するランキングと感想・レビュー

巷説百物語

引用元: Amazon

最高評価

64.9

(7人の評価)

京極夏彦おすすめ作品」で最も高い評価を得ています。

巷説百物語の詳細情報

参考価格614円(税込)

『巷説百物語』(こうせつひゃくものがたり)は、角川書店から刊行されている京極夏彦の妖怪時代小説集。「巷説百物語シリーズ」の第1作目。1997年より角川書店が発行する妖怪マガジン『怪』創刊号より作品の連載が開始され、1999年の第伍号まで連載されたものを収録している。 (引用元: Wikipedia)

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感想・レビュー

全 3 件を表示

京極夏彦おすすめ作品での感想・レビュー

アニメ化、漫画化もされた、現在もシリーズが続いている名作。

時代は江戸、巷の噂を収集するのが趣味の主人公がひょんなことから裏の社会と通じるようになっていくストーリー。
表の社会に生きにくさを感じている主人公が、表と裏のはざまで揺れる心情がリアルに描かれている点が素晴らしい。
世の中の困りごとを、口八丁手八丁で怪異の仕業に見せかけて解決していく、というのがストーリー展開の軸となっていて、
どうにもならない感情の矛先、人の世の悲しさ、のようなものを感じられる一冊。

wombat_tama

wombat_tamaさん(男性・30代)

1位(100点)の評価

京極夏彦おすすめ作品での感想・レビュー

勧善懲悪とも言い切れないけれど、何とも魅力的な又市がいます。

京極夏彦氏が直木賞を受賞した『後巷説百物語』のシリーズですが、小悪党が様々な事件を怪奇に見立てて解決していくのが、痛快でもあります。
ただ、京極作品の多くに通底する人の業というものは、本作品でもそこここにちりばめられており、それが深みを与えているように思います。
主人公の又市が、多くの謎を孕んで飄々としているのがまたいいのです。そして先生と呼ばれる語り部の山岡百介は、読者の代わりのように彼らと関わっていきます。
単品でも読めますが、シリーズ全てを読むと、さらに面白い作品です。

Das Paradies

Das Paradiesさん(女性・40代)

5位(75点)の評価

京極夏彦おすすめ作品での感想・レビュー

後半の展開が爽快すぎる

短編が連なって展開していくのだが、前半のうちに事件は毎度解決する。そして後半ここからの事件のもう一つの顔が暴かれていくのが毎回毎回楽しみ。主人公が訳のわからないまま巻き込まれて行くのでそこもとても感情移入しやすく読みやすい。

よっぺい

よっぺいさん(40代)

5位(75点)の評価

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