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Netflixは配給業がメインとなっているので、意外と製作に携わっている作品は少ないのですが、あんな作品やこんな作品、意外なところに傑作が隠れています。そこで、ブンブンがNetflix製作のオススメ3本をランキングにしました。
ランキング結果
2位ビースト・オブ・ノー・ネーション
公式動画: Youtube
ビースト・オブ・ノー・ネーション(原題:Beasts of No Nation )は、2015年に公開されたアフリカの内戦を題材にしたドラマ映画であり、悲惨な内戦を生き延びる少年を描いた作品である。日系人四世のキャリー・ジョージ・フクナガが脚本、撮影、監督をした。撮影はガーナで行われた。俳優はイドリス・エルバら起用。ウゾディンマ・イウェアラが2005年に執筆した同名の小説を原作としている[4]。なお、この小説の題名はフェラ・クティのアルバム名からとられている。
戦場では、子どもだろうが関係ない
2015年に日本にも黒船Netflixが入ってきたのですが、その時の目玉作品『ビースト・オブ・ノー・ネーション』には度肝を抜かれました。
国連軍に守られた村。そんな村から国連軍が撤退してしまい、過激派政府軍に狙われてしまう。少年アグーはなんとか逃げるも武装軍団に捕まってしまい、やがて少年兵となっていく。子どもだろうが容赦ない殺戮描写は、内戦地区の無慈悲な日々をヒリヒリと綴っていきます。世界の裏側で起きていることにハッとされっぱなしな作品であります。
3位マリッジ・ストーリー(映画)
公式動画: Youtube
制作年 | 2019年 |
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上映時間 | 136分 |
監督 | ノア・バームバック |
メインキャスト | アダム・ドライヴァー(チャーリー)、スカーレット・ヨハンソン(ニコール)、アラン・アルダ(バート・スピッツ)、ローラ・ダーン(ノラ・ファンショー)、レイ・リオッタ(ジェイ・マロッタ)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://www.netflix.com/jp/title/80223779 |
あの時代のウディ・アレンを求めて
『アニー・ホール』時代のウディ・アレン的、小粋で辛辣なラヴ・ストーリーは最近あまり見かけなくなった。ウディ・アレン本人ですらあまり作らなくなってしまった。
本作はノア・バームバック監督が、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーを主演に、ユーモア溢れる夫婦でありながら徐々に徐々に感覚の違いから気持ちが離れていってしまう様子を浮き彫りにしていきます。
アダム・ドライバー演じる夫の、何気なく妻を傷つけてしまう仕草や言動は私も気をつけないとなと反面教師にしています。
VOD映画の可能性をついに掴む!
従来、家で映画を観ることは、映画館で映画を観ることの延長線上にあった。その枠を出ようと人類は試行錯誤していったが、なかなか有効打を見つけることができなかった。
そんな中、2018年の暮れに突如現れた『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』は、VODでの映画鑑賞でしか実現できない映画体験を作り出すことに成功したのだ。
なんたって、我々観客が主人公の行動を操作できるのです。映画を観ていると、選択肢が出てきて、その日聴く曲一つで物語がガラリと変わっていく。そしてここが素晴らしいところであるのですが、我々はてっきり登場人物を神の視点から操作しているように見えて、段々と我々こそが映画に支配され、弄ばれていることに気づく仕組みとなっているのです。
この新感覚な映画体験はNetflixが生み出した最大の功績と言えよう。