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城マニア・いなもと かおりさんの「日本の城ランキング」

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更新日: 2021/01/05

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ランキング結果

1熊本城

熊本城

熊本城(くまもとじょう)は、現在の熊本県熊本市中央区に築かれた安土桃山時代から江戸時代の日本の城。別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」。加藤清正が中世城郭を取り込み改築した平山城で、加藤氏改易後は幕末まで熊本藩細川家の居城だった。明治時代には西南戦争の戦場となった。

大好きイケメンやりすぎ城

城郭として、わずか十数例しか指定されていない国の特別史跡。宇土櫓をはじめとする13の建造物が残る貴重な城です。なんといっても外観がカッコよすぎます! そんな見た目とは裏腹に、実はめちゃくちゃ攻めにくい。城内には天守級の高い櫓が5基も築かれ、「武者返し」と呼ばれる登りにくい石垣は敵兵の侵入を阻みます。その上、城内は迷路状態。本丸御殿下の地下通路を通らないと本丸に辿り着けないって、ちょっとやりすぎじゃない!? しつこく折れる連続枡形虎口(出入口)など、もう絶対生きては帰れない恐怖を感じながらも、攻める熊本城は面白い城です。

2丸亀城

丸亀城

丸亀城(まるがめじょう)は、讃岐国、現在の香川県丸亀市にある日本の城である。別名、亀山城(かめやまじょう)、蓬莱城(ほうらいじょう)ともいう。

石垣好きにはたまらないパラダイス

雛壇状に配置された4段の石垣はなんと高さ60m以上! 石垣の総合的な高さで丸亀城に勝る城はありません。また、その歴史も面白く、幕府による「一国一城令」で1615年に一度廃城になるも、約30年後、特別に許しをもらい再築されるという城の大どんでん返しがありました(城主は変わっています)。まさに奇跡!
なお、撮影は石垣、大手門、そして天守(御三階櫓)を1枚の画角に収められる丸亀市民ひろば前がおすすめです。かっこいい〜!

3姫路城

姫路城

姫路城(ひめじじょう)は、兵庫県の姫路市にある日本の城。江戸時代初期に建てられた天守や櫓等の主要建築物が現存し、国宝や重要文化財に指定されている。また、主郭部を含む中堀の内側は「姫路城跡」として国の特別史跡に指定されている。また、ユネスコの世界遺産リストにも登録され、日本100名城などに選定されている。別名を白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう。)という。

やっぱり姫路城

日本で最初に世界遺産に選ばれた城。日本だけではなく世界が認める城です。普段は城に行かない人でも、ひとたび姫路城を訪れればその迫力に圧倒されて虜になること間違いなし。姫路城は、人の心を揺れ動かしその佇まいだけで感動させられる不思議な力があります。
もし城に行ったことない、城は興味ないという方がいたら、まずは姫路城に行って欲しい。もしかしたら、あなたの人生観を変えてしまうかもしれません。

4松江城

松江城

松江城(まつえじょう)は、現在の島根県松江市殿町に築かれた江戸時代の日本の城。別名・千鳥城。現存天守は国宝、城跡は国の史跡に指定されている。

国宝指定が呼んだ人気の波、島根の顔!

島根県屈指の観光スポット。2015年に国宝指定されたことがきっかけで、観光客も増加の一途をたどっています。松江城といえば、まず最初に思い浮かぶのが現存天守。これだけ秀麗な表情をしておいて、いざ天守に入ると戦う気マンマンなのでそのギャップにもやられっぱなしです。「水の都」を感じるお堀遊覧船も楽しい!

5江戸城

江戸城

江戸城(えどじょう)は、武蔵国豊嶋郡江戸(現在の東京都千代田区千代田)にあった日本の城である。江城(こうじょう)および千代田城(ちよだじょう)が別名として知られているが、江戸時代に広く一般に用いられたのは「江城」であったという。

他の城とはレベルが違う、将軍家の居城

現在皇居となっている敷地には、かつて徳川幕府が拠点としていた居城がありました。さすが将軍家の城・・・レベルが違うんです! 例えば、その規模は千代田区と中央区の一部がすっぽりとおさまるほどの大きさ。江戸の人口は、最盛期で100万人を超えたというほどの超巨大都市でした。それだけ大きければ築城にも時間がかかる。全国から諸大名を集め土木工事をさせて、約30年もかけて築いています。石垣に使われた石材は、伊豆半島や遠く瀬戸内海の島から調達し、もうやることなすことが人並みはずれています。やっぱり将軍家はすげぇ。

6安土城

安土城

安土城(あづちじょう)は、琵琶湖東岸の安土山(現在の滋賀県近江八幡市安土町下豊浦)にあった日本の城(山城)。城址は国の特別史跡で、琵琶湖国定公園第1種特別地域になっている。

信長による城造りの集大成

日本の城造りを変えた織田信長。これまで主流だった城造りを抜本から変え、高層の建物や総石垣など、最新鋭の技術を導入しました。そんな信長が最後に築いたのが安土城。残念ながら焼失し建物は見ることができませんが、城跡を訪れれば彼らの息吹が聞こえてくるようです。この城を知らずして、「城好き」とは語れない!

7会津若松城(鶴ヶ城)

会津若松城(鶴ヶ城)

若松城(わかまつじょう)は、福島県会津若松市追手町にあった日本の城である。地元では鶴ヶ城(つるがじょう)と呼ばれるが、同名の城が他にあるため、地元以外では会津若松城と呼ばれることが多い。文献では黒川城、または会津城とされることもある。国の史跡としては、若松城跡(わかまつじょうあと)の名称で指定されている。

恋に落ちた

城が好きになるきっかけとなった城で、個人的に思い入れが強いです。初めて訪れたのは、雪がしんしんと降る冬の日。時折、後光がさしこみ雪がキラキラと光っていました。そんな景色に中に現れた鶴ヶ城の天守はあまりにも美しく、一目惚れでした。また、白虎隊の歴史は、涙なくしては語れません!

8小田原城

小田原城

小田原城(おだわらじょう)は、神奈川県小田原市にあった、戦国時代から江戸時代にかけての日本の城(平山城)で、北条氏の本拠地として有名である。江戸時代には小田原藩の藩庁があった。城跡は国の史跡に指定されている。

月一で通っちゃう城

首都圏から2時間ほどで行ける立地ともあって、とくに関東人から絶大な人気を誇る城。城址公園として整備され、本丸には天守も再建されています。城下町散策も面白く、観光地としても人気のエリア。でも、実は知られざる小田原城があるんです。
公園整備され、小田原城だと思っている場所は近世の姿。戦国時代の小田原城は裏側にあります。土塁や空堀でめぐらされた9kmの総構えは見事! 「小峰御鐘ノ台大堀切」は驚くほどの土木量、侵入難関度はMAXです。これを見たさに何度も何度も訪れてしまいます。

あとがき

一番困る質問が「好きな城は?」なのですが、ランキングをつけるにあたって悩みに悩みました。今、回答したものは2021年1月現在の暫定的なランキング。いずれ変動したりするのかもしれません。
ステキな城は日本中に数えきれないほどあります。まだ行ったことない城の中にも、「好きな城」候補がきっとある。みなさんの家の近くにも、そんな極上な城が隠れているかもしれません。

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