犬山 秋彦さんの「全種総合・ポケモンランキング」
キャラクター研究家
ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアまえがき
『サザエさん』や『ドラえもん』と並ぶ日本文化と言っても過言ではありません。
ある年代よりも下の世代にとっては、なつかしい想い出の一部になっているのではないでしょうか?
2019年冬には正当シリーズとしては第8作目となる『ポケットモンスター ソード・シールド』が発売され、古くからのファンだけでなく、いまだに新しいファンを獲得し続けています。
そんなポケモンの現状を踏まえつつ、ちょっぴり個人的な思い出もおりまぜて、ランキングを選んでみました。
ランキング結果
2位ゲッコウガ
引用元: Amazon
初登場作品 | ポケットモンスター X・Y |
---|---|
ずかん番号 | No.658 |
分類 | しのびポケモン |
高さ / 重さ | 1.5m / 40.0kg |
進化前・進化後 | ケロマツ(No.656) / ゲコガシラ(No.657) / ゲッコウガ(No.658) |
タイプ | みず |
クールでホラーな忍者ポケモン
水を圧縮して手裏剣を作り出す、忍者のようなポケモン。
首に巻かれた真っ赤なマフラーのようなものは、実はベロ。
任天堂の対戦格闘ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』のキャラとしてもゲスト出演したおかげか、2016年のポケモン人気ランキングでは堂々の1位を獲得。
アニメでも主人公サトシとのきずなが極限まで高まると姿が変化し、主人公補正でめちゃくちゃ強くなるという特別待遇を受けたポケモンです。
映画『名探偵ピカチュウ』ではポケモン総合研究所のシーンで、主人公たちに背後から忍び寄るホラーな役回りも見事に演じました。
カッコイイだけでなく、悪役もこなせるというのも魅力的です。
3位ラプラス(ポケットモンスター)
引用元: Amazon
ずかん番号 | No.131 |
---|---|
分類 | のりものポケモン |
高さ / 重さ | 2.5m / 220.0kg |
進化前・進化後 | - |
タイプ | みず |
初登場作品 | ポケットモンスター 赤・緑 |
ポケモン世界の水先案内人
ゲーム中ではバトルだけでなく、「なみのり」によって水上の移動を助けてくれるラプラス。
企画書にはすでに、ラプラスの背中にのって海を旅する姿が描かれていたそうです。
それだけポケモンの世界観を代表する一匹だったということではないでしょうか。
2016年夏に配信が開始された『ポケモンGO』では当初、とてもレアで強いポケモンとして登場したため、ラプラスが現れると人が集まりすぎて警察が出動するなど、社会問題にまで発展してしまいました。
実は僕自身もお台場にレアポケモンが現れるという噂を聞いてゲットしに行った時、海岸に現れたラプラスに向かって柵を乗り越え、民族大移動のごとく押し寄せる人波を目撃して圧倒されたことがありました。
4位フシギダネ
引用元: Amazon
ずかん番号 | No.001 |
---|---|
分類 | たねポケモン |
高さ / 重さ | 0.7m / 6.9kg |
進化前・進化後 | フシギダネ(No.001) / フシギソウ(No.002) / フシギバナ(No.003) |
タイプ | くさ |
初登場作品 | ポケットモンスター 赤・緑 |
記念すべき『ポケモン図鑑』NO.001
カエルのようなカラダの背中に植物の種がついている、まさに不思議なポケモン。
記念すべき最初のゲームボーイ版『ポケットモンスター 赤・緑』でマサラタウンを出発する時、オーキド博士から貰える3種類のポケモンのうちの一匹。
成長も早く、フシギバナに進化してからもなかなか強いので初心者向けのポケモンといわれています。
当時は、他のヒトカゲやゼニガメに比べるとあまり人気がなかったそうですが、なぜか、キモかわいいと女子大生には人気があるそうです。
実は僕が最初に選んだポケモンはフシギダネだったので、それ以来ずっと愛着もあり、新作をプレイするたび大切に育ててます。
5位メノクラゲ
引用元: Amazon
ずかん番号 | No.072 |
---|---|
分類 | くらげポケモン |
高さ / 重さ | 0.9m / 45.5kg |
進化前・進化後 | メノクラゲ(No.072) / ドククラゲ(No.073) |
タイプ | みず |
初登場作品 | ポケットモンスター 赤・緑 |
ちょっとウザくて哀愁漂う、くらげポケモン
ゲームの中では水上を移動するたび出現しては毒攻撃をしかけてくる、ちょっとウザい存在です。
しかし「ポケモン図鑑」によると、どうも泳ぐのが得意ではないらしく、よく海岸に打ち上げられて干からびているという悲しいポケモン。
ポケモン公式YouTubeチャンネルにアップされた『ゆらゆらメノクラゲ』という歌も哀愁が漂ってるのでぜひご覧ください。
アニメ版がスタートした直後、主題歌のB面に収録されていた『ポケモン言えるかな?』という曲では、ちょうど最初の区切りに「サンダ~ス、メノクラゲ♪」と歌われていたので、なんだかとっても印象に残りました。
ポケモンも世代が進むとパルキアやテッカグヤのように無機的なモチーフが増えてゆきますが、メノクラゲにはその片鱗が見え隠れしています。
鉱物のメノウをイメージしているのでしょうか?
アタマには宝石のようなモノが2つ付いていて、フォルムもクラゲというより甲殻類のようです。
あとがき
ゲーム中に登場する「ポケモン図鑑」に書かれた説明文からも愛情が伝わってきます。
死んでしまったお母さんの骸骨を肩身のようにかぶるカラカラや、ポケモンの世界ではヤドンのしっぽがメジャーな食材として扱われていたり、気になる解説がちらほら…
ぜひアニメやゲームで気になったポケモンがいたら、その生態や習性も研究してみてください。
ポケモンの世界をより深く味わえること、間違いなしです!
ポケモン第七世代を代表する「ゆるカワ系」
ピカチュウの人気っぷりに憧れて、ピカチュウに化けてしまったというゴースト・フェアリータイプのポケモン。
いつも布を被っていて、その正体を見てしまった人は謎の病気で死んでしまうと言われ、アニメではピカチュウを怨んでいるという設定もありました。
実はかわいい見た目に反して、ポケモンバトルでもけっこう使える優等生だったりします。
どんなに強力な攻撃も「ばけのかわ」で一度だけ耐え、「つるぎのまい」で攻撃力をアップ、自分の命と引き換えに「みちづれ」で相手を倒すなんていうトリッキーな戦い方もできるのです。
王道のかわいさとはちょっと違って、ラクガキのような「ゆるさ」が魅力のミミッキュ。
すでに殿堂入りを果たしたピカチュウ先輩のかわいさに太刀打ちできるのは、新世代を代表するミミッキュ以外にいないのではないでしょうか?