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2位人間失格(小説)
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『人間失格』(にんげんしっかく)は、小説家・太宰治による中編小説。『ヴィヨンの妻』『走れメロス』『斜陽』に並ぶ太宰の代表作の1つである。 他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生(幼少期から青年期まで)をその男の視点で描く。この主人公の名前は、太宰の初期の小説『道化の華』に一度だけ登場している。
言わずと知れた名作
名作だ名作だと言われ、食わず嫌いしている人もいるかも。でも、人間失格って決して古くさいストーリーじゃない。現代を生きる我々にも主人公の葛藤は手に取るようにわかる部分がある。主人公の苦悩は太宰治本人の叫びなのかなぁと思ったり。自分を、人間という不可思議な存在を考える上でこの一冊は役立ちます。哲学書のような一冊。
3位斜陽
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『斜陽』(しゃよう)は、太宰治の中編小説。 没落していく人々を描いた太宰治の代表作で、没落していく上流階級の人々を指す「斜陽族」という意味の言葉を生みだした。斜陽という言葉にも、国語辞典に「没落」という意味が加えられるほどの影響力があった。太宰治の生家である記念館は、本書の名をとって「斜陽館」と名付けられた。
破滅の物語
破滅の物語ですが、非常に美しい。特に没落貴族のお話は昭和の時代背景をもわたしに与えてくれる。札のついていない不良こそ怖いという言葉が印象に残る。悪、と後ろ指さされる人より、いかにも普通に生きている人の方が怖い。それはなんだか分かると思うのである。
4位グッド・バイ(小説)
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『グッド・バイ』は、太宰治による小説。未完のまま絶筆になった作品。『人間失格』を書き始める前の1948年(昭和23年)3月初め、朝日新聞東京本社の学芸部長末常卓郎は三鷹の太宰の仕事場を訪れ、連載小説を書くことを依頼する。なお『グッド・バイ』は依頼を受けて初めて構想されたものではなく、すでに太宰の中で練られていたものであった。
愛人を10人作った男
愛人を10人も作った主人公。こう書くと非情なろくでなしの男の物語かのように感じるが実際はそうではない。ユーモアに溢れていて読みやすい。太宰流ドンファンとのことだ。太宰治の遺稿として有名なのがこちらである。未完で終わったこの作品、彼がどう締めくくるつもりだったのか気になる。説教くささはなく、太宰の本質はここにあるのかもと思わされた。
日本人の心の故郷富士山
かの有名な富士山が出来すぎていると感じ、快く思っていなかった主人公。しかし、恩師を訪れた先で、出会った人々や自己を見つめなおす中で富士山への印象が変わってきて…?
読んだ後必ず富士山に行きたくなるはず!
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その友情に心が熱くなる
文学って重苦しいのが多いのが常ですが、これはさくっと読める短編で、なにより読後感がいい!固い友情に結ばれた2人の青年に感動するのはもちろん、王様の心境の変化にグッとくる!