グッド・バイ(小説)の詳細情報
参考価格 | 605円(税込) |
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『グッド・バイ』は、太宰治による小説。未完のまま絶筆になった作品。『人間失格』を書き始める前の1948年(昭和23年)3月初め、朝日新聞東京本社の学芸部長末常卓郎は三鷹の太宰の仕事場を訪れ、連載小説を書くことを依頼する。なお『グッド・バイ』は依頼を受けて初めて構想されたものではなく、すでに太宰の中で練られていたものであった。(引用元: Wikipedia)
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感想・レビュー
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太宰治の書籍ランキングでの感想・レビュー
愛人を10人作った男
愛人を10人も作った主人公。こう書くと非情なろくでなしの男の物語かのように感じるが実際はそうではない。ユーモアに溢れていて読みやすい。太宰流ドンファンとのことだ。太宰治の遺稿として有名なのがこちらである。未完で終わったこの作品、彼がどう締めくくるつもりだったのか気になる。説教くささはなく、太宰の本質はここにあるのかもと思わされた。
ぴっとさん(女性・30代)
4位(85点)の評価