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SYOさんの「ホラー映画ランキング」

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更新日: 2020/08/19
SYO

映画ライター/編集者

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まえがき

すぐれたホラー映画といっても無数にあるので、今回は「近年の作品」「知的な映画」「グロ描写とかが苦手な方でも楽しめる」という観点で5本選んでみました。

ランキング結果

1ヘレディタリー/継承

ヘレディタリー/継承

引用元: Amazon

制作年2018年
上映時間127分
監督アリ・アスター
メインキャストトニ・コレット(アニー・グラハム)、ガブリエル・バーン(スティーブ・グラハム)、アレックス・ウォルフ(ピーター・グラハム)、ミリー・シャピロ(チャーリー・グラハム)、アン・ダウド(ジョーン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://hereditary-movie.jp/index.html

つくりがうますぎるハイクオリティホラー

亡くなった祖母から、「何か」を受け継いでしまった家族の恐怖を描いた一作。ただ怖いだけ(びっくりさせるだけじゃなくて、真相に気づいたときに愕然とする恐怖もあり、とにかく多彩!)じゃなく、ストーリー展開のうまさ、卓越した映像表現、役者の怪演など、すべての要素がハイレベル。
1本の映画として、完成度が非常に高いです。

さらに、冒頭から伏線が大量に張り巡らされており、何度も楽しめる構造になっています。
同じアリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』もド傑作なので、ぜひご覧ください。

2聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

引用元: Amazon

制作年2017年
上映時間121分
監督ヨルゴス・ランティモス
メインキャストコリン・ファレル(スティーブン)、ニコール・キッドマン(アナ)、バリー・コーガン(マーティン)、ラフィー・キャシディ(キム)、サニー・スリッチ(ボブ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://www.finefilms.co.jp/deer/

「ぞっとする」系ホラーの傑作

その少年に関わると禍いが起こる……。一言でいうとそんなお話ですが、神話的な要素や意味深なシーン連続で、全容は完全には解読できない。そこも含めて、恐ろしくてしょうがない快作です。

平行移動するカメラ、無機質なロングショットなど、構図が抜群に上手く、スタイリッシュな映像と邪悪な運命に飲み込まれていく家族の非業感のギャップに、戦慄させられます。

バリー・コーガン演じる少年の得体の知れなさが終始不穏。
監督のヨルゴス・ランティモスは『ロブスター』など、独自性の高い怪作を連発している鬼才です。

3イット・フォローズ

イット・フォローズ

引用元: Amazon

制作年2014年
上映時間100分
監督デヴィッド・ロバート・ミッチェル
メインキャストマイカ・モンロー(ジェイ)、キーア・ギルクリスト(ポール)、ダニエル・ゾヴァット(グレッグ)、ジェイク・ウィアリー(ヒュー/ジェフ)、オリヴィア・ルッカルディ(ヤラ)、リリー・セーペ(ケリー)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://it-follows.jp/

あまりにも秀逸なアイデア

「人の形をして、ずっとついてくる“何か”」「他者に移すことができる」という設定がめちゃくちゃ怖い。
例えば、夜道で背後に人がいるとぞっとしますよね。あの感覚がホラーになったという、発想の妙。誰もが「わかる」怖さを描いている点が上手い。

現代ホラーの中でもかなりエポックメイキングな作品に位置付けられています。
実は、青春映画としても屈指のクオリティです。ラストシーンの何とも言えない味わいを、ぜひ堪能してほしいです。

4マローボーン家の掟

マローボーン家の掟

引用元: Amazon

制作年2017年
上映時間110分
監督セルヒオ・G・サンチェス
メインキャストジョージ・マッケイ(ジャック)、アニャ・テイラー=ジョイ(アリー)、チャーリー・ヒートン(ビリー)、ミア・ゴス(ジェーン)、マシュー・スタッグ(サム)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイトhttp://www.okite-movie.jp/

「泣ける」ホラーの最前線

ある秘密を抱えた兄妹のお話ですが、最後まで観ると何とも言えない、静かな涙が流れるのではないでしょうか。

この作品は何を言ってもネタバレになりそうなので詳しくは語れないのですが、どんでん返しが4回くらいあります(うわ、そういうことか!っていう衝撃です。脚本力が卓越しています)。
伏線も巧妙に張られていますので、細かい部分まで目を配って観るとより面白いかと思います。

ホラーに対する「怖い」というイメージを払拭してくれる一作かと思います。

5ウィッチ

ウィッチ

引用元: Amazon

制作年2016年
上映時間93分
監督ロバート・エガース
メインキャストアニャ・テイラー=ジョイ(トマシン)、ラルフ・アイネソン(ウィリアム)、ケイト・ディッキー(キャサリン)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

底冷えする純粋な恐怖……

17世紀のアメリカ。街から外れた誰もいない森で、新生活を始めた家族。しかし、末っ子が突如失踪したことから疑心暗鬼に駆られていき……。

人間の怖さ、闇や自然に対する恐怖、神とは何かなど、「畏れ」という感情の根源的な部分にまで踏み込んだ、奥深すぎるホラー。グロい描写は皆無ですが、純度100%の恐怖を味わえるはず。

過激な描写は少ないのに、足元から恐怖が這い上ってくるような感覚……。初めて映画館で観たときに、しばらく席から立ち上がれませんでした。

あとがき

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ホラー映画というのは、低予算でもヒットする可能性があるため、若手作家がとっておきのアイデアを持ち込むことも多く、映画として傑作に会える可能性もとても高いジャンルです。

ぜひ今後とも、注目していただければ幸いです。

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