ヘレディタリー/継承の詳細情報
制作年 | 2018年 |
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上映時間 | 127分 |
監督 | アリ・アスター |
脚本 | アリ・アスター |
メインキャスト | トニ・コレット(アニー・グラハム)、ガブリエル・バーン(スティーブ・グラハム)、アレックス・ウォルフ(ピーター・グラハム)、ミリー・シャピロ(チャーリー・グラハム)、アン・ダウド(ジョーン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | http://hereditary-movie.jp/index.html |
参考価格 | 2,100円(税込) |
『ヘレディタリー/継承』(ヘレディタリー/けいしょう、Hereditary)は、2018年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督はアリ・アスター(英語版)、主演はトニ・コレットが務めた。なお、本作はアスターの長編映画監督デビュー作である。 本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された直後から絶賛されており、「直近50年のホラー映画の中の最高傑作[3]」「21世紀最高のホラー映画」と評されている。(引用元: Wikipedia)
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感想・評価
全 9 件を表示
近年稀な大傑作ホラー
家長の死後、遺された家族に降りかかる恐怖。気付かぬ内に彼女から「何か」を継承した家族。1人また1人と異常な行動をとり狂い始めていく…。
不気味な緊迫感に奇妙な異変と胸騒ぎ。一般のダークホラーを軽々凌駕する程の重苦しい雰囲気。淡々と流れる不気味な音楽。役者の迫真の演技に表情。話の○○を終盤まで明かさない事により、誰一人として先が読めないストーリ展開に。完璧に近い緻密な構造に作り上げられた現代ホラーの頂点と叫ばれる本作。最近のホラー映画の負の連鎖を断ち切り、終止符を打つ程圧倒的な作品。
アリ・アスターという真の天才の誕生を目撃せよ。
今世紀最恐のホラー!に偽りなし。本気で世界を呪おうとしている人の映画ですこれ(笑)ちょっと怖さの質というかベクトルが違います。
今後「悪魔のいけにえ」「エクソシスト」や「ローズマリーの赤ちゃん」なんかと並んでホラー映画史において語り継がれていくでしょう。
とはいえただ単にホラーというよりは監督の“実人生の痛み”をまさに刻印した“家族という名の地獄映画”、“ホームドラマ”と言える。
観たからにはタダでは帰れません(笑)私も観賞後メンタルがボロボロになって疲れ果て、しばらく放心状態でした。
まず初っぱなファーストショットから“タダ事ではない何か”を予感させ、その後もカメラワークや音一つ一つとっても“何か”がおかしく、気味の悪さがひたすら続く。どこか実験映画のような雰囲気、アート映画のような格調高さすらも感じさせます。
とにかく一瞬も瞬きが出来ないほど画面の隅々まで計算され尽くしていて、画面いっぱい“意味”で埋め尽くされています。観賞後はその伏線をまた観返したくなるはず。
狂っていく母親
ユジさんの評価
つくりがうますぎるハイクオリティホラー
亡くなった祖母から、「何か」を受け継いでしまった家族の恐怖を描いた一作。ただ怖いだけ(びっくりさせるだけじゃなくて、真相に気づいたときに愕然とする恐怖もあり、とにかく多彩!)じゃなく、ストーリー展開のうまさ、卓越した映像表現、役者の怪演など、すべての要素がハイレベル。
1本の映画として、完成度が非常に高いです。
さらに、冒頭から伏線が大量に張り巡らされており、何度も楽しめる構造になっています。
同じアリ・アスター監督の最新作『ミッドサマー』もド傑作なので、ぜひご覧ください。
映画ライター/編集者
SYOさん (男性・30代)
1位(100点)の評価