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ほのーかさんの「瀬戸内寂聴の本ランキング」

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更新日: 2020/12/31

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ランキング結果

1わが性と生

わが性と生

引用元: Amazon

もし私が天性好色で淫乱の気があれば、五十一歳で、ああはすっぱり出家は出来なかったでしょう。しかし文学少女の姉の傍らで私も読書家でした。性に目覚める環境が情緒的に豊かな十歳の頃には、世界の淫書に読みふけり神秘的なエロスの領域に踏み込んでいたわけです……。あれから幾星霜「生きた、愛した」自らの性の体験、見聞を飾らず隠さずユーモラスに大胆に刺激的に語り合う。

エロだけど奥深い

下ネタのオンパレードなのに、いやらしくなく、それでいて生々しさもあって、ユーモラスで、全てが奥深かった!いやらしいこともそう感じさせない言葉のセンスと、寂聴さんの人柄に拍手!!!!!!!!!!!!

2女人源氏物語1

女人源氏物語1

引用元: Amazon

比類なき美貌と知性を合せ持つ宮廷1の貴公子、光源氏とさまざまな女人たちの恋物語。千年の時を超え読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」。とばりの奥深く秘められた、愛の恍惚と苦悩を、女人たち自身のモノローグで紡ぎ出す鮮烈な「瀬戸内源氏」の世界。本巻では理想の男性・光源氏の誕生。亡き母の面影を慕う源氏はついに父帝の女御と罪深い1夜の逢瀬を持つ。年上の女人に魅かれる青年の情熱。

女目線

源氏物語を女目線で描いた作品。源氏物語関連の本、結構読み漁ったんだけど、寂聴さんは言葉をオブラートに包まずにはっきり使うから、一番好き!!女性目線で描かれてるから、女性は感情移入しやすい気がする!あと、これ読むまで光源氏きらいだったんだけど、登場する女性たちのリアルな胸のうちを知ったら、なんかうちも一緒に恋愛してる気になって、なんか嫉妬した。笑

3花芯

花芯

引用元: Amazon

「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだ」。親の決めた許婚と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして…。発表当時、著者に「子宮作家」のレッテルが貼られ、以後、長く文壇的沈黙を余儀なくされた表題作ほか、瀬戸内晴美時代の幻の傑作五編を収録。

子宮作家

っていうレッテル貼られた作品だけど、全然下品な作品じゃないよね、これ。ほんと寂聴さんの言葉選びのセンスがよすぎて、まじで尊敬する。

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