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papizouさんの「三島由紀夫の書籍ランキング」

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更新日: 2020/08/16

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ランキング結果

1仮面の告白(小説)

仮面の告白(小説)

引用元: Amazon

『仮面の告白』(かめんのこくはく)は、三島由紀夫の2作目の長編小説。三島の初の書き下ろし小説である。1949年(昭和24年)7月5日に書き下ろしとして河出書房より刊行された。 当時、同性愛というテーマを赤裸々に綴ったことは大きな話題を呼び、この作品により三島は一躍、24歳で著名作家となった。日本文学史上でも、その異質性においても画期的な作品だとされている。

同姓を好きになる人の葛藤、苦しみがわかる

1949年に出版されているので既に60年以上前の作品ですが、男性が同姓を好きになる心情と苦しみが痛いほどわかる小説になっています。
今の時代では多少理解されていますが、当時は変人とみなされていた様子が書かれており、女性に対しプラトニックな感情で接しますが、余計苦しみを増してしまいます。

家庭環境と社会に対する反感をもつ青年の行動が興味深い

実際にあった光クラブと称する詐欺事件を題材にしているが、三島ならではの解釈が加えられています。
親に反抗していた少年が青年になり社会に対して反抗し、詐欺による金儲けを実行しますが、悲惨な最期を迎えます。

3潮騒

潮騒

引用元: Amazon

『潮騒』(しおさい)は、三島由紀夫の10作目の長編小説。中編小説とみなされることもある。三島の代表作の一つで、何度も映画化されるなど一般的にも人気の高い作品である。 1954年(昭和29年)6月10日に書き下ろしで新潮社より刊行された。たちまちベストセラーとなり、第1回(1954年度)新潮社文学賞を受賞した。

純愛な青春が書かれている

三島由紀夫の作品として珍しく純愛を取り上げている。
真面目な漁師である若者の男らしさは三島が好きな題材であるが、島の生活や風習、漁師の過酷さもよくわかります。
ハッピーエンドなので、読書後も余韻を楽しむことができます。

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