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「東池袋大勝軒」を筆頭に、つけ麺の人気店が多い池袋。若者からサラリーマン、観光客と幅広い客層から、バラエティ豊かなラーメン店がひしめき合い、しのぎを削り合っている。
ランキング結果
人気店「渡なべ」が手掛ける本格的な担々麺専門店
空前の担々麺ブームに挑むかのように「渡なべ」が2017年にオープンした本格担々麺専門店。
店主の渡辺樹庵氏はこの店舗を始めるにあたり、本場中国四川まで足を運んで現地調査をしたとのこと。全国のご当地ラーメンの再現性が高いことでも知られる渡辺氏らしく、担々麺もしっかり吸収して程よいバランスで日本人向けにローカライズしている。
芝麻醤主体の日式と辣油主体の成都の二種類を提供。日式は日本に多いラーメン店が作る担々麺とは違い、芝麻醤のコクあるタレの中にアクセントとしての麻辣味が印象に残る。一方の成都は麺を覆う辣油に唐辛子、花椒がしっかりとベースに感じられるもの。全く異なる性格の二種類なので、選ぶ楽しみがある。
3位拉麺 久留米 本田商店 東京・池袋店
住所 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-24-5 池袋楽園タウン 1F |
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アクセス | JR池袋駅東口より徒歩約3分 |
営業時間 | 11:00~23:00 |
定休日 | 年中無休 |
本場久留米の味を実直に伝える佳店
2020年、福岡久留米の人気豚骨ラーメン店が初の東京進出。本場と変わらぬ味で早くも評判になっている。
前日のスープをベースに新たに豚骨を足して作る「呼び戻し」製法によるスープが自慢。久留米と同じ味を出すために、オープン時は本店のスープを輸送してベースに使い、今も豚骨や肉、野菜、麺にいたるまで全て本店と同じものを輸送して使用するこだわりを持つ。
東京で勝負するからには生半可なものでは通用しないと語る店主の本田眞一氏。九州から材料を送ることでコストが掛かろうとも本場の材料で作り、自分の体が辛くとも毎週東京まで来て厨房に立つ。
麺屋武蔵の可能性を拡げた歴史的名店
2012年のオープン以来、人気を集め続けている二天は、和風醤油ラーメンのイメージが強かった麺屋武蔵の可能性を一気に拡げた歴史的名店だ。
それまで一般的に同じ屋号の店では同じ味を出すのが当たり前のことだったが、麺屋武蔵は「二天」という名前をつけることにより、違う味を出しても麺屋武蔵であるということを高らかに宣言したのだ。
この店の最大の特徴はズバリ「揚げ物」。「豚天」と「鶏天」という二種類の揚げ物(天ぷら)が乗るから「二天」。ラーメンと揚げ物の相性の良さを提示したという意味では、ラーメン界においてもエポックメイキングな存在であろう。