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2位ファントム・スレッド
引用元: Amazon
『ファントム・スレッド』(Phantom Thread)は、2017年のアメリカ合衆国のドラマ・ロマンス映画。 監督は世界三大映画祭の監督賞を制覇したポール・トーマス・アンダーソン。主演はアカデミー主演男優賞を3度受賞したダニエル・デイ=ルイス。
そういうことだったのね…。
サスペンスやアクションものとは違うので、“どんでん返し”の語源になったような、舞台装置がひっくり返るほどの急展開という訳ではないのですが、「まさかそういうことだったのね…。」と苦笑いをしてしまうようなラストでした。
特異な恋愛観を持つ2人のパートナー生活が描かれた作品です。鑑賞者が思い込んでいたことを覆したラストシーンによって、2人の異質さが際立ちました。2人に共感はできませんが(苦笑)、変わり者の2人にはピッタリなラストシーンではないでしょうか。
なんと、あの人が!
中年の男女の恋愛の悲喜こもごもをコミカル且つ、斬新な映像で綴った作品です。
“モテ男”ジョルジュを巡って、おばさまたちの嫉妬が入り混じるなかで、誰が彼の気持ちを射止めるのか、そしてジョルジュに本命はいるのか…。
最後は思いもしていなかった展開に、登場人物たちと同様に、ジョルジュにやられた!という気持ちになっちゃいました。
そんなジョルジュがどんなお顔をしているのかも、見た人だけのお楽しみです。ふふ。
4位8人の女たち
引用元: Amazon
制作年 | 2002年 |
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上映時間 | 111分 |
監督 | フランソワ・オゾン |
メインキャスト | カトリーヌ・ドヌーヴ(ギャビー)、イザベル・ユペール(オーギュスティーヌ)、エマニュエル・べアール(ルイーズ)、ファニー・アルダン(ピエレット)、ヴィルジニー・ルドワイヤン(シュゾン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
8人すべてが怪しい
タイトル通りに、8人の女たち全員が、一家の主人殺しの犯人かもしれないというサスペンスをミュージカル調で贈る物語。
欲と愛憎が混とんとしていて、8人みんなが怪しく感じ、一体誰が犯人なのか想像がつきませんでした。もちろんラストでそれは判明するのですが、予想外な展開を迎えます。ミュージカル調で明るくコミカルだった映画が、どんでん返しが効いて、最後は悲しい涙に包まれました。
「飛べ~!」の意味も深い
自主映画なので監督や出演している方などを、正直まったく存じ上げなかったのですが、とてもミステリアスな展開にぐいぐいと引き込まれました。
結婚式の代理出席をすることになった主人公が、いざ現場へ行ってみると、なぜか新郎の役で…、新婦役は昔の片思いの相手で…。
謎が深まっていく中で、またしても謎のどんでん返し!15分程度の短い作品でしたが、とても胸に残る映画でした。劇中で登場する「飛べ~!」というセリフにも、深い意味が込められています。
想像を絶するラストが…。
板尾創路の監督2作目です。
中盤でも驚くような展開に変わるので、目を丸くしました。
それはそれで受け入れたのち、なんだか温かな物語として進行していったので、心も落ち着いていたのですが…。
終盤は全くもって予想しなかった展開が待っていて、とても衝撃的なシーンまで登場しました。非常に難解な終盤の展開は、好き嫌いも別れるだろうし賛否両論があると思いますが、板尾創路監督の独創性は唯一無二だと実感せずにはいられなくなった映画でした。