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フミーチカさんの「どんでん返しがすごい小説ランキング」

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更新日: 2020/11/16

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ランキング結果

そう来るか!あっと驚くトリックが衝撃的

私はこの作品を、「どんでん返しがある」ことを承知で読み始めました。だからかなり警戒しながら読んでいったのに…いいえ、警戒していたからこそ、見事に騙されてしまいました。小説を読んでいて、「ああっ!」と叫んでしまった体験はこれが初めてです。この感覚をまた味わいたくて、私はどんでん返しミステリーにハマりました。それくらい、私の中ではどんでん返しミステリー作品ランキング不動の一位です。どんでん返しを除いても、読者に真っ向勝負を挑む作者の姿勢や、本筋に全く関係がない部分のユーモア等、面白いところが目白押しな魅力あふれる作品です。

世界がひっくり返る快感

この作品は、文字通り「世界がひっくり返る」快感を味わわせてくれます。読者の先入観を逆手にとった巧みなどんでん返しが魅力です。

3殺戮にいたる病

殺戮にいたる病

引用元: Amazon

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

どんでん返しがあることを忘れる衝撃的なストーリー

この作品は、終盤まで「どんでん返しがある」ということを忘れさせてくれます。それくらいセンセーショナルで惹き込まれるストーリーです。だからこそ、いざどんでん返しが目の前に現れた時、非常にショックを受ける。そんな印象深い作品です。

最初から最後まで不謹慎で面白い

この作品は、最初から最後まで不謹慎です。登場人物が、それこそゲーム感覚で、罪もない人たちを次々に殺めていきます。読んでいくうちに、自分の感覚が狂っていくような快感がいっそ心地いいです。そして、「何か起きるかもしれない」という予感の先に待っている、予想外のどんでん返し。「どんでん返しの先」があるところもまた魅力です。

5毒入りチョコレート事件

毒入りチョコレート事件

引用元: Amazon

『毒入りチョコレート事件』(どくいりチョコレートじけん、The Poisoned Chocolates Case)は英国の作家アントニー・バークリー作の推理小説である。1929年発表。日本では『新青年』の1934年8月号に「毒殺六人賦」の題名で初めて翻案が掲載された。

古典ミステリーの深い味わい

この作品は、「ミステリー作品の古典」と言われるほど昔の作品です。しかし、叙述を巧みに利用したどんでん返しは、今読んでも色あせることはありません。どんでん返し自体の魅力はもちろん、そこに至るまでの推理合戦も鳥肌モノの面白さです。

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