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受け継がれる志に感動!
この作品は2部構成になており、第1部は美濃のマムシと恐れられた斎藤道三を主役としており、彼が一国を支配するまでを描いています。そして彼が自分の後継者として明智光秀よりも織田信長を考え天下を託していく物語。第2部は信長を主人公として光秀と二人戦国時代の終焉に向けて慢心していく流れになります。
3位項羽と劉邦(小説)
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『項羽と劉邦』(こううとりゅうほう)は、司馬遼太郎の歴史小説。楚漢戦争期を舞台に、鬼神のごとき武勇で秦を滅ぼした楚の項羽と、余人にない人柄で人々に推戴され漢帝国を興した劉邦を描く。『小説新潮』誌上で1977年1月号から1979年5月号まで連載された。
始皇帝亡き後の一大バトル
項羽と劉邦、コミックやゲームなどで知名度は高いですが、物語としてはイマイチ知られていない彼らのストーリーを一から十まで丁寧に描いている作品です。古代中国を舞台にしているため司馬遼太郎作品の中でも少し硬い作風ですが、雰囲気もあり楽しめます。
4位関ヶ原(司馬遼太郎)
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『関ヶ原』(せきがはら)は、司馬遼太郎の歴史小説。徳川家康と石田三成の対立を軸に、天下分け目の決戦となった関ヶ原の戦いを描いた作品である。 『週刊サンケイ』誌上で、1964年(昭和39年)7月から1966年(昭和41年)8月にかけて連載された。
四国統一までの一大叙事詩
戦国時代を考えると一見マイナーと思われがちな地方を舞台にした作品です。土佐の位置領主に過ぎなかった長宗我部元親が念願の四国を統一していくまでの物語を丁寧に描いており、優しい文章なので幅広い年齢層でも読みやすい内容になっています。また単なる合戦物だけでなく夫婦間の愛情も描かれて、会話劇も魅力。