国盗り物語(小説)の詳細情報
著者 | 司馬遼太郎 |
---|---|
ジャンル | 歴史フィクション |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 1966年 |
メディアミックス | NHK大河ドラマ「国盗り物語」(1973年) |
公式サイト | - |
参考価格 | 990円(税込) |
『国盗り物語』(くにとりものがたり)は、司馬遼太郎の歴史小説。戦国時代、一介の油売りから身を起こし美濃国の国主になった斎藤道三と、隣国の尾張国に生まれ破天荒な政略・軍略で天下布武を押し進めた織田信長を扱った作品である。『サンデー毎日』誌上で、1963年8月から1966年6月まで連載された。 (引用元: Wikipedia)
国盗り物語(小説)がランクインしているランキング
感想・レビュー
全 4 件を表示
司馬遼太郎おすすめ作品ランキングでの感想・レビュー
司馬遼太郎おすすめ作品ランキングでの感想・レビュー
美濃の国の戦国大名、斉藤道三の出世物語、
現在、NHKの大河放送で「麒麟がくる」を放送されていますが、前編に出てくる斉藤道三(利政)が主人公の立身出生の歴史物語になります。 油売りの一介の浪人が美濃一国を支配するまで、更には自分の娘(濃姫、帰蝶)を隣国の尾張の国の織田信長に嫁がせて、織田家との同盟関係を築いてゆくという物語です。
司馬遼太郎おすすめ作品ランキングでの感想・レビュー
司馬遼太郎おすすめ作品ランキングでの感想・レビュー
関連しているアイテム
似ているアイテム
関連しているタグ
みんランで人気のランキング




「本・書籍」タグで人気のランキング




戦国ファンになるきっかけとなった作品
江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズやコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズに熱中していた小学生の頃、漫画ということでふと興味を持って読んだ「学研まんが戦国歴史シリーズ」全五巻から、私の人生が方向付けられました。
それは当時放送されていたNHK大河ドラマ「国盗り物語」の筋に沿い、斎藤道三から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康へと続く武将たちの天下平定への道のりがわかりやすく描かれ、戦国時代への関心が急速に高まります。途中から観た大河ドラマも非常に面白く、さらに司馬遼太郎氏の原作小説へと行き着きました。当初、歴史小説には小難しくて、大人の読む本というイメージを持っていたのですが、司馬氏の文体は新聞記者出身ということもあってか小学生にも理解でき、ハラハラドキドキしながら読み進み、知識欲が大いに満たされ、他の作品を読みあさる契機になります。
「国盗り物語」前半の主人公・斎藤道三は最近発見された様々な資料から、一人で美濃(岐阜県南部)を奪取したのではなく、親子二代による国盗りだったらしいことが明らかになりました。司馬氏にはもう少し長生きして、こられの新資料を元にした改訂版を書いてもらいたかったものです。
作家・日本史激動期研究家
瀧津 孝さん (男性・60代以上)
2位(85点)の評価