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国盗り物語(小説)に関するランキングと感想・レビュー

国盗り物語(小説)

引用元: Amazon

最高評価

78.7

(9人の評価)

司馬遼太郎おすすめ作品ランキング」で最も高い評価を得ています。

国盗り物語(小説)の詳細情報

著者司馬遼太郎
ジャンル歴史フィクション
出版社新潮社
発売日1966年
メディアミックスNHK大河ドラマ「国盗り物語」(1973年)
公式サイト-
参考価格880円(税込)

『国盗り物語』(くにとりものがたり)は、司馬遼太郎の歴史小説。戦国時代、一介の油売りから身を起こし美濃国の国主になった斎藤道三と、隣国の尾張国に生まれ破天荒な政略・軍略で天下布武を押し進めた織田信長を扱った作品である。『サンデー毎日』誌上で、1963年8月から1966年6月まで連載された。 (引用元: Wikipedia)

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感想・レビュー

全 4 件を表示

戦国ファンになるきっかけとなった作品

江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズやコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズに熱中していた小学生の頃、漫画ということでふと興味を持って読んだ「学研まんが戦国歴史シリーズ」全五巻から、私の人生が方向付けられました。

それは当時放送されていたNHK大河ドラマ「国盗り物語」の筋に沿い、斎藤道三から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康へと続く武将たちの天下平定への道のりがわかりやすく描かれ、戦国時代への関心が急速に高まります。途中から観た大河ドラマも非常に面白く、さらに司馬遼太郎氏の原作小説へと行き着きました。当初、歴史小説には小難しくて、大人の読む本というイメージを持っていたのですが、司馬氏の文体は新聞記者出身ということもあってか小学生にも理解でき、ハラハラドキドキしながら読み進み、知識欲が大いに満たされ、他の作品を読みあさる契機になります。

「国盗り物語」前半の主人公・斎藤道三は最近発見された様々な資料から、一人で美濃(岐阜県南部)を奪取したのではなく、親子二代による国盗りだったらしいことが明らかになりました。司馬氏にはもう少し長生きして、こられの新資料を元にした改訂版を書いてもらいたかったものです。

瀧津 孝

作家・日本史激動期研究家

瀧津 孝さん (男性・60代以上)

2位(85点)の評価

美濃の国の戦国大名、斉藤道三の出世物語、

現在、NHKの大河放送で「麒麟がくる」を放送されていますが、前編に出てくる斉藤道三(利政)が主人公の立身出生の歴史物語になります。 油売りの一介の浪人が美濃一国を支配するまで、更には自分の娘(濃姫、帰蝶)を隣国の尾張の国の織田信長に嫁がせて、織田家との同盟関係を築いてゆくという物語です。 

sibaryofan

sibaryofanさん(女性・60代以上)

3位(90点)の評価

これを読むと、斎藤道三が好きになる。

織田信長の義父として知られる斎藤道三だが、それだけではない道三の魅力をたくさん教えてくれる1冊。信長の天下統一の足掛かりを築いたのは、間違いなくこの道三である。この道三の漸進的な思想と、それを可能にした行動力、そしてなによりも己の欲求の満たす心の強さが描かれている。

チャッピー

チャッピーさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

受け継がれる志に感動!

この作品は2部構成になており、第1部は美濃のマムシと恐れられた斎藤道三を主役としており、彼が一国を支配するまでを描いています。そして彼が自分の後継者として明智光秀よりも織田信長を考え天下を託していく物語。第2部は信長を主人公として光秀と二人戦国時代の終焉に向けて慢心していく流れになります。

歴book好き

歴book好きさん(男性・40代)

2位(95点)の評価

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