ランキング結果
1位多分、風。 / サカナクション
公式動画: Youtube
2位忘れられないの / サカナクション
公式動画: Youtube
小説を読んでいるよう
歌の最初の「忘れられないの、春風で揺れる花、手を振る君に見えた」ここにこの曲の全てが詰まっていると言っても過言ではないくらいこの部分の歌詞が素晴らしすぎる。春風で揺れる花が手を振る君に見えると言う文学的センスが最高すぎる。また、忘れられないのと言うタイトルを最初に持ってきているのも粋である。また、最初の曲調からは想像できないサビもいい。聞けば聞くほど好きになるし、どこか儚い気持ちになりながらも心地よいそんな曲になっていると思う。サカナクションの曲の中でもかなり大衆に向けての聴きやすい曲でもあると思う。初めてサカナクションの曲を聴く人におすすめしたい曲や一つである。
曲調も歌詞も秀逸
まず何より曲調が最高イントロだけで気分が上がってしまうような始まりである。そして、それを上回るような歌詞の秀逸さ、曲の冒頭の「ほらショートヘアをなびかせたあの子、やけに気になり出したなぜか」この歌詞だけで頭の中でみんなそれぞれの情景が浮かんできてしまう、この歌詞、この歌の主人公になって本当にショートヘアのあの子のことが気になっているのではと錯覚してしまうような曲にのめり込んでしまうようなそんな始まりである。それだけで最高なのにサビでは曲調もよりポップになり、テンションが上がるのだが、上がったらテンションに身を任せた、浅い歌詞ではなくまだ物語の中に居させてくれるような、上がったら曲調で上がったテンションなのに、落ち着いた歌詞であり、その違和感から感動が生まれるように感じる。また、途中の歌詞の「やや熱い視線」はもはや良すぎて意味がわからない。どうゆう生き方をしていたら、歌詞に「やや熱い視線」と言う歌詞を入れるのか、しかもその歌詞が曲に完璧にマッチしていて、奇跡的に心地よく、個人的に曲に良いアクセントがついて、この曲の完成度を2、3段階上げているようにも感じる。全体的に見ても歌詞を気にせずフィーリングで聴くだけでも最高であるし、歌詞に注目するとよりよく、どちらにも注目して聴くともう良すぎて意味がわからなくなる。とにかく1度いくと一生聴いてしまうくらい最高な曲です。