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2位未来少年コナン
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引用元: Amazon
話数 | 全26話(総集編の映画あり) |
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制作会社 | 日本アニメーション |
監督 | 宮崎駿 |
メインキャスト | 小原乃梨子(コナン)、信沢三恵子(ラナ)、青木和代(ジムシィ)、永井一郎(ダイス)、吉田理保子(モンスリー)、家弓家正(レプカ)、山内雅人(ラオ博士)、山内雅人(おじい)ほか |
公式サイト | https://www.nippon-animation.co.jp/na/conan/ |
メカではなくシチュエーション、戦闘場面ではなくキャラクターで見せる
1970年代は『科学忍者隊ガッチャマン』から『機動戦士ガンダム』まで見応えのあるSFアニメが次々に登場したけれど、ぼくが「毎週楽しみにしていた」と言えるのは『未来少年コナン』だけだ。
派手な大道具(メカや武器や戦闘)ではなく、アポカリプス後のシチュエーション、肌理細かい情動を備えたキャラクター、キメ細かい演出で見せるところが素晴らしい。それでいて、アニメの特性を生かした“動き”の面白さも忘れてはいない。
3位幼女戦記(アニメ)
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引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | エリート社員であった主人公は、同僚の逆恨みにより命を落としたことで、孤児の幼女、ターニャ・デグレチャフとして生まれ変わる。彼女は帝国軍士官学校にて、最終過程である研修に取り組んでいた。無事に最終過程が終わると思われたのだが、帝国と協商連合が戦争状態に陥る。ターニャは単独で戦わなければならず、持ちこたえることも逃げることもできない絶体絶命な状況。そんな彼女は、とある作戦を実行しようと試みるのだが……。 |
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話数 | 全12話 |
制作会社 | NUT |
監督 | 上村泰 |
メインキャスト | 悠木碧(ターニャ・デグレチャフ)、三木眞一郎(レルゲン)、早見沙織(ヴィーシャ)、玄田哲章(ルーデルドルフ)、大塚芳忠(ゼートゥーア)ほか |
公式サイト | http://youjo-senki.jp/tv/ |
放送時期 | 2017年 |
超越的存在が支配する世界で自由意思は可能か?
異世界転生や改変歴史は活字でもアニメでも氾濫しており、もはや模倣とアレンジによるジャンル蕩尽の様相を呈している。『幼女戦記』はそうした渦中にありながら、他とは明らかに一線を画すオリジナリティで屹立している傑作だ。
目まぐるしく局面が変わっていく物語の妙もさることながら、それを貫くテーマが圧倒的だ。つまり、「存在X」なる超越存在が支配する世界で、主人公ターニャ・デグレチャフの自由意思が可能か――である。
しかも、骨の髄まで合理的無神論者のターニャが、(余人には使いこなせない)特権的武器「演算宝珠エレニウム九五」を駆使するため、信仰に与しなければならないのだ。なんというアイロニー。
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はかせは可愛いマッド・サイエンティスト
ほんとうは、海外の紹介サイトで「magic-realist account(魔術敵リアリズム物語)」と形容された、山田尚子監督の『たまこまーけっと』――と思ったのだけど、こういうランキングではジャンル性を忖度すべきかもと日和り、ここは山田さん直系の先輩にあたる石原立也監督の『日常』でいこう。マッド・サイエンティストとロボが大活躍するので、まごうことなきSFだ。
マッド・サイエンティストはわがままと決まっているが、東雲研究所の「はかせ」ほどわがままで聞き分けのないキャラクターは前代未聞だ。そのうえ可愛いのだから最強。無闇な発明品の数々がまた面白い。
東雲研究所パートだけではなく、ゆっこ、みお、まいのトリオによる時定高校パートもけっこうシュール。とことん楽しい。