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今回は「凝った設定」という視点でランキングしてみました。
ランキング結果
2位彼方のアストラ(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 篠原健太 |
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ジャンル | 少年漫画 |
出版社 | 集英社 |
連載 | 少年ジャンプ+(2016年~2017年) |
巻数 | 全5巻 |
ギャグ+SF+サスペンス!オンリーワンの漫画
未来のお話で、少年・少女が宇宙船に乗って惑星間を旅していくと内容ですから、ジャンルはSF…と思いきや、単純にカテゴライズできないところがこの漫画の特徴です。
第1話の冒頭からギャグが満載なので、「『SKET DANCE』の篠原健太先生だからギャグマンガとかコメディのジャンルね。」と思いました。
しかし未来のテクノロジーがしっかり表現してあるので、SFベースのギャグマンガかなとも思いました。
が、読み進めていくうちに様相が変わってきます。
そして気付きます。
「サスペンスだ!」
そうです、この漫画はギャグとSFとサスペンスという3つもの要素が詰まった漫画なのです!
サスペンスと気づいた辺りから、分厚い設定が徐々に見えてきます。
この設定はエンディングに直結しているので、おそらく連載開始の時点から全て決められていたのではないかなと想像しています。
3位BASTARD!! -暗黒の破壊神-
魔法バトルが見たいならコレ!
剣と魔法のファンタジー漫画の草分け的存在。
1988年の連載開始からいまだに完結していない作品です。
主人公は爆炎の魔術師ダーク・シュナイダー 。
RPGをそのまま反映したかのような世界観に夢中になったものです。
過去に何があったかという設定まできっちり説明されています。
そしてこの漫画の特徴は「設定のインフレーション」です。
最初はまさに襲い掛かってくるモンスターや「四天王」を倒すという内容でしたが、ストーリーが進むうちにどんどん設定が壮大になっていきます。
それに従って取り巻くキャラ達もどんどん変わっていきます。
また、絵のクオリティーが超絶美麗なのも魅力です。
設定のメガ盛り漫画!
「凝った設定」と言えば筆頭はこの漫画でしょう!
人間ドラマ、バトル以外にも、設定のその先がどう明かされていくかもこの漫画の大きな魅力の一つとなっています。
「巨人が闊歩する世界、人類は壁を作りその中に街を築いて生き延びていた…」
この設定でスタートしたら、想像されるのは、巨人の王を倒してすべての巨人を消してハッピーエンド、というファンタジックな方向性かなと思っていました。
なぜ巨人が存在するかという理由にも触れないだろうなと。
ところが、実際は巨人が存在する理由があり、それを解き明かす方向へ進み、さらなる大きな背景までも徐々に見えてくるという、設定がメガ盛りだったのです。
得てして設定に凝るとキャラが薄くなりがちなのですが、感情移入させてくれるキャラもたくさん登場します。
また、映画好きな諫山先生らしく、映像的なコマ割り、演出が多いのも特徴です。