みんなのランキング

おさるさんの「北野武監督の映画ランキング」

8 0
更新日: 2019/12/06

ランキング結果をSNSでシェアしよう

Twitterでシェア

ランキング結果

1菊次郎の夏

菊次郎の夏

引用元: Amazon

制作年1999年
上映時間121分
監督北野武
メインキャストビートたけし(菊次郎)、岸本加世子(菊次郎の女房)、関口雄介(正男)、大家由祐子(正男の母)、吉行和子(正男のおばあちゃん)、細川ふみえ(カップルの女)、黒須洋壬(カップルの男)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

鉄板のテーマですが…。

少年が母を探す旅に出る。
まさに鉄板な内容で、涙をそそらない訳はないわけです。

でも通常の作品と違うのは、やはり監督がコメディアンでもあるため、笑えわせるシーンが抜群に面白かったこと。途中で出会うおじちゃんたちが非常に笑えたうえに、彼らをたけし軍団の役者が演じていることもまた、“殿”の優しさを感じました。

菊次郎がダメおやじなであることとか、久石譲作曲のテーマ曲『Summer』も非常に素晴らしいですね。

2Kids Return キッズ・リターン

Kids Return キッズ・リターン

引用元: Amazon

制作年1996年
上映時間108分
監督北野武
メインキャスト金子賢(ミヤワキマサル)、安藤政信(タカギシンジ)、森本レオ(担任)、石橋凌(組長)、山谷初男(会長)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

タイトルよし、テーマよし、安藤よし。

青春の痛々しさが、リアルに描かれた名作ですね。
誰だって若い時分には、つまづいたり、迷ったり、諦めたり、道を間違えたりするもの。青春時代のいろんな感情が詰まった作品で、私もたくさん失敗したなぁと、物語に気持ちを重ねました。

今作でデビューした安藤政信の存在感の大きいこと!やはり北野監督には、スターリングする千里眼もあるのだなぁと実感しました。

3アキレスと亀(映画)

アキレスと亀(映画)

引用元: Amazon

制作年2008年
上映時間119分
監督北野武
メインキャストビートたけし(倉持真知寿)、樋口可南子(倉持幸子)、柳憂怜(真知寿)、麻生久美子(幸子)、中尾彬(倉持利助)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

アーティストなたけし

この映画に登場する絵画は、すべて北野監督が実際に描いたものだそうで、才能の多彩さに感嘆しました。

この作品を見た当時、私は美術関係の仕事をしていたのですが、自分で絵が描けるわけではないので、美術の勉強の意味も込めて今作を鑑賞しました。
斬新な色使いや、空き缶さえもをアートと言ってしまう強さとか、真知寿は作家そのものだなぁ…と実感しました。画商とのやりとりは非常に滑稽で、お人好しな真知寿は、人のよさそうな監督自身ではないのかな?と感じました。

4あの夏、いちばん静かな海。

あの夏、いちばん静かな海。

引用元: Amazon

制作年1991年
上映時間101分
監督北野武
メインキャスト真木蔵人(茂)、大島弘子(貴子)、藤原稔三(中島)、小磯勝弥(サッカー少年)、河原さぶ(田向)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

タイトルのように美しかった

今から30年近く前の作品なので、流行していたファッションとか、主流の音楽アレンジなどの古めかしさは感じるのですが、全体に抒情的な雰囲気のある作品でした。

北野監督の作品の中では、一番ピュアなラブストーリーなのではないでしょうか。グロテスクなシーンも少ないので、ヤクザものが苦手な人でも鑑賞できると思います。
ラストはとても切なかったけど、タイトルの意味がじんじんと伝わってくる印象的な終幕でした。

5Dolls ドールズ

Dolls ドールズ

引用元: Amazon

制作年2002年
上映時間113分
監督北野武
メインキャスト菅野美穂(佐和子)、西島秀俊(松本)、松原智恵子(良子)、三橋達也(親分)、深田恭子(春奈)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

美しさとむごさ

色彩にこだわった作品と伺ったことがありますが、絵画や美しい写真を眺めているようで、本当に色鮮やかな作品でした。それに反してストーリーは、本当に重くてむごくて、悲しいのですが…。

季節を色で表現しているので、日本の四季の豊かさも感じられました。フランスで絶大な支持を受けている北野監督ですが、今作は外国人の方にも、日本の美しさが伝わること間違いなしです。

このランキングに共感できましたか?

総合ランキングをみる

エンタメの新着記事

おすすめのランキング

あわせて読みたいランキング