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1位夜は短し歩けよ乙女(小説)
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引用元: Amazon
『夜は短し歩けよ乙女』(よるはみじかしあるけよおとめ)は、森見登美彦による長編小説。2006年11月に角川書店より出版された。 京都大学と思われる大学や周辺地域を舞台にして、さえない男子学生と無邪気な後輩女性の恋物語を2人の視点から交互に描いている。
2位ペンギン・ハイウェイ(小説)
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引用元: Amazon
著者 | 森見登美彦 |
---|---|
ジャンル | ファンタジー |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2012年11月25日 |
メディアミックス | 映画「ペンギン・ハイウェイ」(2018年) |
公式サイト | - |
お姉さん
主人公は小学4年生。この本を読む人たちよりも圧倒的な年下のはず。まず、間違いなく。だからこそ、子供のころの全能感だったり、俺ってすごいんだぞってちょっと奢っちゃう気持ちだったりに共感できます。多感なだった少年時代の気持ちをふと思い出します。
主人公の住む街に突然ペンギンが現れて、それがどうやら歯科医院のお姉さんのせいだと知るわけですが、このお姉さんへの甘酸っぱい憧れもまた、幼いころのノスタルジックな記憶を刺激してくれる。映画はまだ見れていないので、今度DVDでも借りて、じっくり視聴したいと思います。きっと小説とはまた違った面白さを楽しめるはず、と期待しています。
たぬき
世にも珍しい(?)タヌキのお話です。一家の大黒柱をなくしてしまった狸の4兄弟が、一族の威厳威厳を復活すべく、西へ東へ駆け回るのですが、その行く先々には必ず邪魔者がやってくる。そんなお話です。テンポよく物語がすすみ、時折クスッとさせられます。コミカルな展開に、こんなことが実際あったらいいなぁなんてことを考えたりも。それは一重に文章を通じてキャラクターがまるで生きているかのように躍動しているからだと思います。家族の絆や、兄弟愛、笑いあり、涙あり、とどこをとっても一級品の作品で、文句なしに面白い。私はこの作品から一気に森見作品に引き込まれました。
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代表作
森見登美彦の代表作といえば、この作品でしょう。ベストセラーになっただけでなく、アニメ映画が制作されるほどの人気を博しています。
京都を舞台にさえない男子大学生が、同じクラブの後輩女子「黒髪の乙女」に恋心を抱きます。そして彼女の姿をひたすらに追うのですが、世にも奇妙な摩訶不思議な現象、事件に巻き込まれていくという内容です。独特な世界観と筆致で読者をも不思議な世界へと誘ってくれます。頭のなかで文章を映像化するとファンタジーな雰囲気で一気に埋め尽くされて、幸せな気持ちになれます。森見登美彦独特のユーモアが作品のいたるところに散りばめられていて、飽きることなく読み進めることができました。