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2位蜜蜂と遠雷(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 2019年 |
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上映時間 | 118分 |
監督 | 石川慶 |
メインキャスト | 松岡茉優(栄伝亜夜)、松坂桃李(高島明石)、森崎ウィン(マサル・カルロス・レヴィ・アナトール)、鈴鹿央士(風間塵)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | https://mitsubachi-enrai-movie.jp/ |
努力の”秀才ピアニスト”の姿が見られます。
吹き替えのないピアノの演奏シーンの迫力は”素晴らしい”のひと言です。2時間の映画で、ぜいたくなピアノコンサートを聴いているような気持になれます。妻子持ちの社会人ピアニストということで、パパチャリで子供を送り迎えするという貴重なシーンが見られます。
ぎりぎりまで追い詰められたような鋭い視線がたまりません。
バイオレンス映画を得意とする白石和彌監督が描く男臭い映画の中で、ヤクザと激しく対立する警察官の一人として登場します。有象無象の、手段を択ばない刑事とヤクザの対立の中で翻弄される若いエリート刑事の苦悩を見事に表していました。
狂気に落ちていく青年将校の姿
畑中少佐という、陸軍大学出身の、当時でいえば最高級の学歴を誇る超エリート青年将校を演じていました。徹底抗戦を目指し、クーデター(宮城事件)を起こそうとした実在の人物を、狂喜をはらんだ瞳でギラギラと演じています。他では見られない凄い迫力の彼が見られます。
再現度半端ないスーツとワイヤーアクションに注目!
もともとアニメ作品だったガッチャマンを実写化したものであり、その物語性にはあれこれ物議を醸していましたが。桃李君が演じた大鷲のケンは文句なしにかっこよかったです。憂いを秘めた表情や、そのスーツを着用した時のプロポーションの良さ、ワイヤーアクションのカッコ良さは必見です。
これ以上はないほど桃李君が全てをさらしている
激しい性描写ばかりが話題になっていましたが、その実、奥深い心理描写と素晴らしい芝居で松坂桃李作品で一番感動した、心震えるラストシーンを見ることができるからです。桃李君演じるリョウが無気力だった表情から自然に微笑むことができるようになる、そのプロセスにも注目していただきたいですね。