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1位ぼくは麻理のなか(漫画)
引用元: Amazon
作者 | 押見修造 |
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ジャンル | 青年漫画 |
出版社 | 双葉社 |
連載 | 漫画アクション(2012年6号~2016年18号) |
巻数 | 全9巻 |
性転換漫画の元祖
性転換漫画の元祖と言ってもいいだろう「らんま1/2」。
中国の奥地にある呪いの池に落ちたことで、水をかぶると女になってしまう男の子・らんまを主人公に繰り広げられるドタバタラブコメディ漫画・
高橋留美子独特のギャグ要素強めでポップな世界観のなかで、魅力的なキャラクターたちが活き活きとしていて楽しい。
美少女と体が入れ替わる
「惡の華」「血の轍」でおなじみの押見修造が描く入れ替わり漫画です。
引きこもりの大学生・小森功が美少女女子高生・麻理の体になってしまう。
ゲームとオナニーが趣味の冴えない童貞大学生が、コンビニで見かけた美少女の体に入ってしまう成人向け漫画のような設定であるものの、先にが気になる展開や伏線があり読み始めると止まらなくなる。
男女の体が入れ替わる漫画はたいていコメディチックな作品が多いが、この漫画はシリアスでミステリー要素が強い。
入れ替わりというより、憑依や意識の分離に近いなど徐々に謎が明かされていく感じも面白い。
また押見修造作品らしい思春期のドロドロや人間関係が壊れていく描写は秀逸。
男女入れ替わりのありがちな設定でここまで人間の闇の部分を描きつつ、予想外の展開にストーリーが進んでいく。
「悪の華」などの他の押見修造作品に比べて闇の描写はライトなので苦手と言わずに読んでみてほしい。