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1位冷たい校舎の時は止まる(上)
引用元: Amazon
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。
3位かがみの孤城(小説)
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学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
4位ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
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『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』は、辻村深月による日本の小説。第142回直木賞候補作、第31回吉川英治文学新人賞候補作。 テーマは「女子」の「格差」で、作者の故郷である山梨県を舞台に、30歳前後の女性たちの“息苦しさ”が描かれる。
5位鍵のない夢を見る(小説)
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『鍵のない夢を見る』(かぎのないゆめをみる)は、辻村深月による日本の短編小説集。 青春もので知られる著者が、今作ではより経験豊富な年代の人にも読んでもらいたいと読者に委ねる書き方を意識して執筆した。ごく普通の女性5人がふと魔が差して起こしてしまった窃盗や放火といった犯罪をテーマとし、新聞やテレビのニュースで大きく取り上げられることのない町の事件を扱った短編集。
辻村深月のデビュー作
2004年に刊行され、第31回メフィスト賞を受賞した辻村深月のデビュー作です。
高校3年生の生徒たちが主人公です。ある日突然、無人の校舎に8人の高校生が閉じ込められ、そこからの脱出を目指す物語です。
校舎からの脱出には、名前の思い出せない自殺した同級生が関わっているのではないかと考え、そこから物語が大きく動き出します。
ミステリーでありながら、ファンタジーでもある、時空を自由自在に操りながら紡がれる青春小説の体もなしていると感じます。
辻村深月さんは、まだまだお若く、これからたくさんの作品を生み出していくかと思いますが、それらを読む前にまずこの作品を読んでもらいたいです。
ちなみに、この作品は漫画化もされているので、活字では読みにくいと感じている人はまずは漫画から入ってみてはいかがでしょうか。