1分でわかる「辻村深月」
数々の話題作を世に送り出している「辻村深月」
1980年、山梨県出身の辻村深月。2004年に高校生のころに書き始めた作品『冷たい校舎の時は止まる』で、第31回メフィスト賞を受賞し、作家デビューを果たしました。その後、2006年に第27回吉川英治文学新人賞候補となった『凍りのくじら』をはじめ、『鍵のない夢を見る』(2012)や、『かがみの孤城』(2018)など、思春期の若者の繊細さや微妙な心情をとらえた作品を数多く発表しています。なかでも、2010年に発行された『ツナグ』は、第32回吉川英治文学新人賞を受賞し、2012年に映画化も果たしたベストセラー作品となりました。
「辻村深月」が手がけた、小説版『ドラえもん』
幼少期から『ドラえもん』のファンだったという辻村深月。2019年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の脚本、および同作の小説版を手掛けました。脚本を女性作家が単独で担当するのはシリーズ初の試みとなり、注目を集めました。
最高!
映画でやっていたのとZIP!で見たので読みました。分厚くて読むのが大変だったけど、私が読んだ中で一番面白かったです。読んでいくにつれどんどん物語が広がっていくような感じが、読んでいて楽しかったです!そして、辻村 深月先生の他の作品も読んでみたいなと思いました。
〜ゆるか。〜さん
1位(100点)の評価
全てを知ったとき、感動の波に襲われる
いじめが原因で不登校になってしまった主人公のこころ。ある日、鏡が光り、鏡の奥に入ってしまいます。そして鍵を見つけることができれば願い事を何でも叶えてくれるという狼の少女。彼女は一体なんなのか。そして集められた少年少女7人の繋がりを知ったとき、涙が止まりませんでした。ぜひ読んでほしいです。
nekonekoさん
2位(95点)の評価
2018年本屋大賞を受賞した作品でとても読みやすい
最初からぐいぐいと作品の中に、鏡の中にひきこまれていく感じがしてとても面白い。内容も主人公たちの成長物語でありSFやミステリ要素もあり、さらには「いじめ」「不登校」というテーマも含んでいる、作者の魅力すべてが詰まった贅沢な一冊になっている。
チロルさん
1位(100点)の評価