冷たい校舎の時は止まる(上)の詳細情報
参考価格 | 2,180円(税込) |
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雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。 (引用元: Amazon)
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感想・レビュー
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辻村深月の書籍ランキングでの感想・レビュー
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辻村深月のデビュー作
2004年に刊行され、第31回メフィスト賞を受賞した辻村深月のデビュー作です。
高校3年生の生徒たちが主人公です。ある日突然、無人の校舎に8人の高校生が閉じ込められ、そこからの脱出を目指す物語です。
校舎からの脱出には、名前の思い出せない自殺した同級生が関わっているのではないかと考え、そこから物語が大きく動き出します。
ミステリーでありながら、ファンタジーでもある、時空を自由自在に操りながら紡がれる青春小説の体もなしていると感じます。
辻村深月さんは、まだまだお若く、これからたくさんの作品を生み出していくかと思いますが、それらを読む前にまずこの作品を読んでもらいたいです。
ちなみに、この作品は漫画化もされているので、活字では読みにくいと感じている人はまずは漫画から入ってみてはいかがでしょうか。
辻村深月の書籍ランキングでの感想・レビュー
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伝説はここから始まった!
辻村ワールドが始まった一冊です。すべてがつながっている初期作品の世界観はここがスタート。小説内には辻村深月というキャラクターが登場し、SF(少し、不思議)で最後の最後でどんでん返し、名前トリックもあり、など辻村深月といえばこれ!という特徴がぎゅっと詰まっています。
Nyaoさん(女性・30代)
4位(85点)の評価