Foolさんの「鬱ゲーランキング」

本作も、派生作品も鬱展開要素が盛り込まれている作品

本作での鬱展開だ、と呼べるところは複数あり、特にエアリスがセフィロス《ジェノヴァがセフィロスに擬態していた》に殺されてしまったシーンや、クラウドが自身を見失ってしまい、自身のことを『クラウド・ストライフ』である、其の認識から『クラウド・ストライフになりきれなかった』と発言している場面など...。
この作品に鬱展開はない、と言い切れないほどの展開が待ちわびている。

他にも、とある行動をこなったあと、ユフィを倒すことで実行可能になる『ユフィワープ』では、まさかのセフィロス《ヴィンセントと連動してる故、ヴィンセントを仲間にしてしまうと使用不可、名前の変更をしてしまうと使用不可》を仲間にできたり、ドーピングアイテムを貰えたりできる。

のだが...。

少々狂ったようなクラウドを見れたり出来る。
...まだ、ユフィワープを体験したことのない方は是非ユフィワープわしている方の動画を検索して、リメイクされていない本作で試してみてほしい。

他にも、本作より少し時間がたった設定のFF7ACでは、序盤クラウドが仲間と離れ、一人で星痕と呼ばれている病気の治し方を調べようとしていたり《自身も病気になってしまって生きるのを諦めているかのような描写が描かれている》、クライマックスでまさかの死んでしまっていたエアリスや、ザックス《エアリスが生み出した幻影》がクラウドに話しかけている等の、ファンにとって嬉しく感じたり、クラウドを応援したくなる気持ちを奮い立たせる描写が数多くある。
最後は、病気を無事治せたクラウド。
その時に、教会のドア付近を見てみると...。

なんと、エアリスとザックスが微笑んでクラウドの方を見ていたのである。

...彼らは星に還ってしまっているのでもう会えないのだが、この演出に涙を出してしまった方は少なくはないだろう《背後は頑張って涙堪えた》

そして、FF7CC。
本作での主人公、’ザックス・フェア’の壮絶すぎる人生を描いた作品だ。
師との戦いや、理不尽だ、と呼べるほど、残酷すぎる実験...。
鬱すぎる内容なのにいつでも明るく振る舞う彼。
...本作をプレイして、彼を好きになってしまった方は多いだろう。
彼の最期は悲惨すぎて、無慈悲にも銃殺されてしまう。

其の際、彼は自身の親友に師から譲りもらった大切な武器、バスターソードを託しこと切れる。
彼は、『俺、英雄になれたかな』『其の翼、俺にも分けてくれよ』等、名言を発しており、彼の死を嘆いたファンは数しれず。

だが...

リメイク作品では、彼がまだ生きている描写が見られ、背後は彼が生きている事を強く願っている。