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ヒログランさんの「戦争漫画ランキング」

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更新日: 2020/06/20

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ランキング結果

1エリア88(漫画)

エリア88(漫画)

引用元: Amazon

作者新谷かおる
ジャンル少年漫画
出版社小学館
連載少年ビッグコミック(1979年~1986年)

戦闘機の描写がカッコいい!!

エリア88に初めて触れたのが中学生の頃でした。圧倒的な画力・リアリティ・スピード感あふれる展開・手に汗握るドッグファイトの描写、そして自身が生き残るために人を殺さねばならない宿命を背負った影のある主人公の風間真。当時、これほどの漫画が他にあったでしょうか?もう第1話からやられてしまいました。中学生だった私には全てが新鮮な漫画でした。

2沈黙の艦隊(漫画)

沈黙の艦隊(漫画)

引用元: Amazon

作者かわぐちかいじ
ジャンル青年漫画
出版社講談社
連載モーニング(1988年~1996年)
巻数全32巻

リアル!

単にドンパチ撃ち合うだけの漫画ではなく、米ソ(連載当時は冷戦終結直前だった)の緊張、その間で揺れ動く日本の政治といった要素が非常にリアルに書き込まれた漫画でした。実際に起きても不思議ではないほどの迫真のリアル感を持ったストーリー展開でした。
また、「やまと」と相手艦との戦闘シーンでは海江田艦長の優れた戦術と卓越した操艦技術の前に相手艦がなす術もなく撃沈されていく様子が非常に細かい描写で描かれていて、あたかも自分が「やまと」に乗り込んで一緒に戦っているかのような錯覚すら覚えました。

3ジパング(漫画)

ジパング(漫画)

引用元: Amazon

作者かわぐちかいじ
ジャンル青年漫画
出版社講談社
連載モーニング(2000年35号~2009年49号)
巻数全43巻

誰もが一度は想像したはず!

戦争ものによくある「if」ものですが、現代の最新鋭イージス艦が第二次世界大戦の真っ只中に放り込まれたらどうなるのだろう、現代の科学の粋を集めた最新鋭の兵器で当時の米国を相手にしたらどこまで戦えるのだろう、と誰もが一度は想像した事があると思いますが、「ジパング」はまさにそういったエッセンスを上手く取り込んで、しかも違和感なくストーリーを仕上げている作品です。史実を追いかけながらもフィクションを織り込み、読む側を飽きさせないストーリー展開は素晴らしい、の一言です。

4空母いぶき(漫画)

空母いぶき(漫画)

引用元: Amazon

作者漫画:かわぐちかいじ / 監修:恵谷治
ジャンル青年漫画
出版社小学館
連載ビッグコミック(2014年第24号~)

近い将来、現実になってもおかしくない

日本を取り巻く昨今の情勢を考えると、この漫画のような事態が現実のものとなってもおかしくはないと思えるほどの圧倒的リアル感のある漫画です。前線の部隊を描きつつも後方の本土での政治論争にもしっかりとページを割いて書き込んでいます。むしろ政治場面の描写の方がリアルです。与党と野党の対立、政府とジャーナリズムの対立、などなどこの辺りの描写は本当にリアルです。読みがいのある漫画です。

単純に絵がカッコいい!

百里基地で訓練に明け暮れる空自の凄腕パイロット・神田二尉と精密コンピューターと言われたナビ・栗原二尉のコンビが繰り広げるストーリーが大好き。時にはシリアスあり、時にはコメディあり、時にはお色気あり、とまさに新谷+史村ワールド全開の世界で、読み手がグイグイと引き込まれてしまいます。それもこれんもやはりこの漫画の圧倒的な画力がそのストーリーを支えているのだと思います。現実世界では、空自最後のファントム飛行隊がつい先日に解隊してしまいましたので、日本の空を飛ぶファントムはもう見れなくなってしまいましたが、この漫画の中では永遠にファントムが日本の空を守ってくれています!

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