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巨人ジョン・ウェイン
ジョン・ウェインは背も高いし横幅もあるし、でも、体格を超えた、あるいは彼の政治的立場を超えた独特の大きさをもっているのだと思います。先住民に拉致された姪の行方を、混血の若者と共に何年も捜索し続ける物語。姪がすっかり先住民に同化していたら殺してもいいと思っている、残忍さも備えた男です。その男が姪を抱えあげるところが美しい。
ガンマン修行の女
1960-70年代に大活躍したグラマラスな女優ラクエル・ウェルチがポンチョ姿で活躍するだけで十分。彼女が演じる女は夫を殺されたうえにレイプされて復讐を誓いますが、素人の彼女を通りすがりの賞金稼ぎが訓練してガンファイターに育て上げます。でも本当は女だてらにそんなことをしてほしくない、というところが男ですね。
シネラマ西部劇
本来、三つのスクリーンを使うシネラマ方式の劇場で上映されるべく作られた究極の巨大スクリーン向け映画。ブルーレイディスク等でもその特異な画面の特徴がうかがえます。そして西部劇のエッセンスをつめこんだストーリーは、人にこれが西部劇だと説明する時に便利かも。
5位ウエスタン(1968年)
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引用元: Amazon
制作年 | 1968年 |
---|---|
上映時間 | 165分 |
監督 | セルジオ・レオーネ |
メインキャスト | チャールズ・ブロンソン(ハーモニカ)、クラウディア・カルディナーレ(ジル・マクベイン)、ヘンリー・フォンダ(フランク)、ジェイソン・ロバーズ(シャイアン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
クラウディア・カルディナーレが最高
クラウディア・カルディナーレはイタリアの女優なのに西部劇で一番本領を発揮しているのでは。この映画では不思議な魅力を備えた元娼婦といった役。荒野の巨大な一軒家を支える大きな女性です。マカロニ・ウェスタンなのにアメリカで撮影された映画。
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騎兵隊一家
ある日、アパッチ砦に新任の司令官とその娘、それから新任の将校が到着します。若い将校は砦に勤める一般兵士の息子でした。ヘンリー・フォンダ演じる司令官の無謀な攻撃と、それにもかかわらず、彼が英雄として伝説されていくといったストーリーが話題になる映画だと思いますが、ダンスと音楽に満ちた家族的な砦の描写が愛すべき映画です。