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井森さんの「小津安二郎監督の映画ランキング」

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更新日: 2021/03/03

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ランキング結果

1東京物語(映画)

東京物語(映画)

引用元: Amazon

制作年1953年
上映時間136分
監督小津安二郎
メインキャスト笠智衆(平山周吉)、東山千栄子(とみ)、原節子(紀子)、杉村春子(金子志げ)、山村聡(平山幸一)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

現在では当たり前になっている家族像

広島県の尾道に暮らす周吉と妻とみが東京で開業医をしている長男・幸一の家を久方振りに訪ねる。その夜、長女の志げと戦死した次男の妻・紀子も加わり、一家団欒とした時間を過ごす。しかし翌日、幸一は急患のために忙しくなり、家でくつろぐ周吉夫婦を追い出す。美容院を営む志げの家へ行くが、志げも多忙のため両親をほったらかしに。義理の娘である紀子は、子供たちに構ってもらえず寂しい思いをする周吉夫婦を慰めて東京案内する。ところが満足した状態で周吉夫婦は帰郷するも、とみが危篤状態に。子供たちが尾道に到着した未明にとみは死去した。とみの葬儀が終わったあとは、次女の京子と次男の妻である紀子以外はそそくさと帰ってしまう。周吉は実の子よりも優しくしてくれた紀子に感謝を伝え、誰もいなくなった家で一人静かな時を過ごす。

今は核家族が当たり前となっているので、ここで描かれているような実家とのつながりが希薄な家族はわりとどこでもありそうに感じました。これが公開されたのは1953年と終戦まもない頃でしたので、当時の人は映画で描かれているような家族像は目新しく感じたのではないかと思います。それと現在の映画の演出手法とは違って、役者さんが台詞を言うときに感情入れずにカメラに向かって話すのが印象的でした。悪く言うと大根役者、しかしこのような撮り方をすることで独特の落ち着いた雰囲気が生まれ、セリフのひとつひとつに重みが増す気がします。それから、紀子以外の登場人物へ強いリアリティも覚えました。自分の子供と楽しく過ごしたい両親、実家よりも自分の家庭を優先したい子供たち、どちらにも共感できます。紀子に関しては謎という感情でしたが、義理の両親にも温かく接する優しさは素晴らしいと思います。

2晩春(1949年)

晩春(1949年)

引用元: Amazon

制作年1949年
上映時間108分
監督小津安二郎
メインキャスト笠智衆(曾宮周吉)、原節子(紀子)、月丘夢路(北川アヤ)、杉村春子(田口まさ)、青木放屁(勝義)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

5麦秋(1951)

麦秋(1951)

引用元: Amazon

制作年1951年
上映時間124分
監督小津安二郎
メインキャスト原節子(間宮紀子)、笠智衆(間宮康一)、淡島千景(田村アヤ)、三宅邦子(間宮史子)、杉村春子(矢部たみ)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

6秋刀魚の味

秋刀魚の味

引用元: Amazon

制作年1962年
上映時間113分
監督小津安二郎
メインキャスト笠智衆(平山周平)、岩下志麻(平山路子)、佐田啓二(平山幸一)、岡田茉莉子(平山秋子)、吉田輝雄(三浦豊)ほか
主題歌・挿入歌-
公式サイト-

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