1分でわかる「村山由佳」
恋愛小説の名手「村山由佳」

天使の卵 エンジェルス・エッグ
(引用元: Amazon)
1964年生まれ、東京都出身の「村山由佳」。1994年に『天使の卵―エンジェルス・エッグ』を発表すると、小説すばる新人賞を受賞しデビューします。この作品は映画化もされ、自身の代表作の1つになりました。続いて2003年には『星々の舟』で直木賞を受賞。さらに2008年に発表した『ダブル・ファンタジー』は中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞と3つの賞を受賞するほど高く評価された作品でした。その他にも映画化された『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズなどの作品を世に送り出し、恋愛小説の名手として認知されるように。ちなみに実生活では、2度の離婚を経験。そういったプライベートが影響してか、同じ恋愛小説でも徐々に作風が変化していると言われています。
猫のエッセイ

猫がいなけりゃ息もできない
(引用元: Amazon)
村山由佳は2度の離婚を経て、軽井沢へ移り住みます。その軽井沢の生活の中でも、今は亡き愛猫「もみじ」が大切な存在でした。そんな「もみじ」との生活を描いたエッセイ『猫がいなけりゃ息もできない』はtwitterで大反響を呼びます。そしてWEB連載だったにも関わらず、その人気ぶりから書籍化されるほどでした。