1分でわかる「乾くるみ」
34歳で作家デビューを果たした「乾くるみ」
1963年、静岡県出身の乾くるみ。小学校の頃からミステリーにはまり、数々の推理小説を読んでいたそう。高校生になると自身で執筆活動をはじめ、大学生で江戸川乱歩賞に初応募するが落選。卒業後はIT企業に就職しましたが、1998年に発表したミステリー小説『Jの神話』が第4回メフィスト賞を受賞し、34歳で作家デビューを果たしました。その後は『塔の断章』(1999年)や『リピート』(2004年)、『スリープ』(2010年)など数々の名作を生み出してきました。なかでも、2004年に発刊された『イニシエーション・ラブ』は150万部を超えるベストセラー作品となりました。
もう一度読み返したくなると話題の『イニシエーション・ラブ』
2004年に発刊された大人気作『イニシエーション・ラブ』。終盤まではピュアで甘酸っぱい恋愛ものとして展開されていきますが、最後に衝撃的なミステリー要素が盛り込まれていることで話題となり、2005年の第58回日本推理作家協会賞長編、および連作短編集部門の候補となったほど。また、人気テレビ番組「しゃべくり007」でくりぃむしちゅーの有田哲平がこの作品を紹介したことでも話題となり、放送後の1ヶ月で21万部を増刷したといいます。2015年には、「松田翔太」と「前田敦子」主演で映画化され、興行収入は13.2億円に達しさらに注目を集めました。
最後のどんでん返しが本当に凄い!
事前に、最後の2行でどんでん返しがあって、すごく面白いよ!と勧められて読んだので、本当に色々な想像をしながら読みましたが、全く見当違いの予想で、まんまと騙されました。
恋愛のミステリー小説は、珍しくて、何度も再読し、映画も観にいくほど、大好きな本です!
ぎっちゃんさん
1位(100点)の評価
驚きの一言
ネットで「二度読み必死」「最後まで読んで必ず読み返してみること間違いなし」と言われていて読んだら確かに
今まで読んだミステリーの中でも一番驚きがあって二度目に読んだ時に初めてこの小説の面白さ深さがわかるように作られており、小説を読んで感動したので1位に選びました。
そっくさん
1位(100点)の評価
意外さ
映画を見る前に読んだのですが、くりーむしちゅーの有田さんの紹介で興味を持ちました。サイドAとbBで時間軸が変わっていたのでまんまと最後まで気づかず種明かしが余計に楽しめました。80年代の雰囲気も感じてよかったです。
はなさん
1位(100点)の評価