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オオカミゴーレムさんの「ワンピース最強キャラランキング」

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更新日: 2024/07/25

オオカミゴーレム

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ランキング結果

ロックス・D・ジーベック

『ONE PIECE』において、約40年前までに存在したとされるロックス海賊団の船長。
“海賊王”ゴール・D・ロジャーの最大の宿敵であり、彼が頭角を現すまでは、全海賊達の覇権を握っていたとされる“世界最強”と称された伝説の大海賊。
『ONE PIECE』世界では珍しく、ファミリーネームの「ロックス」で呼ばれていた。
このロックスを討ち取ったのが、現海軍本部中将モンキー・D・ガープの『英雄伝説』の始まりともされている。
約40年前、海賊島ハチノスにて1つの“儲け話”を持ちかけて海賊達を束ね、ロックス海賊団を結成する。
その後、『世界の王』になるという野望の下、テロリストのように世界政府に牙を剥き、政府に揉み消されるほどの事件を数多く引き起こした。
センゴク曰く、「世界の禁忌(タブー)に触れ過ぎた」とのこと。
そして38年前、『ゴッドバレー』なる島で起きた「ゴッドバレー事件」にて、「天竜人(世界貴族)とその奴隷たちを守る」ために、そこに居合わせ手を組んだガープとロジャーとの戦いの末に敗れ、ロックス海賊団は壊滅した。
その後、そのニュースは世界中に報道され、ゴッドバレーも跡形もなく消滅したとされる。
上記のように起こした事件の殆どが世界政府によって徹底的に揉み消されており、かつ仲間殺しが絶えないほど船員同士の仲が非常に悪かったため、壊滅後も語り継ぐ者が殆どおらず、歴史の影に身を潜めたとされている(ただし、当時の海賊や海兵の耳には、その脅威だけが伝わっていた)。
既に故人だが、ヒナが「船長を失っても力は増している」と口にし、ガープからも「復活すれば脅威」と評されることから、ロックス海賊団への懸念は未だに続いているようだ。
容姿編集
現状ではシルエットのみの登場なので情報は少ないが、大きくうねり逆立った髪と凶悪な笑みを浮かべた人相が特徴的。また、コートのようなものを着用し、腰に剣を帯びていた。
身長に関しては、該当シーンを見る限り若き日の白ひげたちと比べて小柄であった模様。
容姿は描かれていたが、目だけシルエットで現時点での素顔は見えていない。
性格編集
こちらも現状では正確な人物像は不明だが、『世界の王』になろうと事件を起こしていた事実から、非常に好戦的で凶暴な人物なのは想像に難くない。
また、協調性の欠片もない粗暴な海賊たちを団としてまとめ上げていた辺り、高いカリスマ性や統率力を有していたと考えられる。
一方で、当時の船員の1人が新しく入って来た見習いに対して「ロクでもねェ男だ 信用はするな」と忠告していることや、上述の「船員同士の仲が非常に悪かった」という点も踏まえると、ルフィや白ひげのように「人として慕われる」タイプの船長ではなかったのかもしれない。
ゴッドバレー事件では姿こそ描かれていなかったものの、上陸直後勝手に独断専行していること、白ひげが「すぐに目的を見失うバカ」と評していることから、感情的に動くタイプだと思われる。
船員編集
後に『四皇』と呼ばれる“白ひげ”、“ビッグ・マム”、“百獣のカイドウ”(当時は見習い)をはじめ、“金獅子”、“銀斧”、“キャプテン・ジョン”、“王直”など、後に名を馳せる伝説の海賊たちが所属していた。
ロックスの戦闘力について編集
まだ本格的な戦闘が描かれていない現在では、「実は世間が評価するほどに、ロックス自身の戦闘能力は高くなかったのでは?」と一部の読者から推測されていたりもする。
そのような考えに至った読者の意見としては、
ベラミーが「自分で自分の手配書を偽造してハッタリだけで名を上げた海賊がいた」との噂話をしていた。作中ではヒグマが手配書を名刺代わりに持ち歩いて自身の悪名を示していたり、デマロ・ブラックがルフィの名を騙っていたりもしたが、どちらも「手配書そのものに対して何か細工をした」という描写はなく、現時点ではベラミーの言う「自分で自分の手配書を偽造した者」はどのメディアを含めても未だ現れていない(=そのため、「自分で自分の手配書を偽造した者」がロックスである可能性もゼロではない)。
最新の四皇の中に本人の戦闘能力は皆無にも等しいが、それをカバーする程の圧倒的なカリスマ性とブランド、名声と影響力、そして豪運と誤解だけで組織の強さを高めた海賊が存在するのは、実はロックスも同じタイプの人間だった(=四皇のメンバー自体がある種の伏線である)。
等が挙げられる。
仮にそうであれば、若りし頃のビッグ・マムが若輩者だったカイドウに忠告した「ロクでもねェ男」という台詞も、ある意味では納得できるものがある。
しかし、ロックスはカイドウが「おれと戦えるやつ」として思い浮かべた一人だ。ロックスの他にはシャンクスやおでん、白ひげ、ゴール・D・ロジャーが挙げられており、明らかに個人としての戦闘力が非常に高い強者ばかり。
該当シーンが第三者視点のナレーションではなく、まさにカイドウ自身が思い浮かべている(=自身の経験に基づく)ため、「カイドウは過去に最低1度はロックスと戦い、その実力を体感している」「部下としてロックスが圧倒的な戦闘力を披露するシーンを見ている」等と考えなければ筋が通らない。
本人の実力も非常に高く、海軍のトップとして海賊の情報にも通じているであろうセンゴクからも「ロジャーにとって最初にして最強の敵」とまで評価されている点も含め、ロックスの戦闘力は非常に高いと考える方が自然ではないだろうか。
そもそも、大して強くない相手にガープとロジャーが二人掛かりで戦うのか?
世界の王とその目標
ロックスは「『世界の王』の座を目指して暴れていた」ようだが、世界政府の頂点には天竜人やそのトップの五老星をも従える、正しく「世界の王」と称すべき存在が君臨している。
これは世界政府上層部のごく限られた人間しか知らない事実だが、ロックスはその存在を知った上で成り代わろうとしていたのだろうか……?

1ゴール・D・ロジャー

ゴール・D・ロジャー

引用元: Amazon

登場作品ONE PIECE
声優草尾毅
誕生日12月31日

ゴール・D・ロジャー

概要
元ロジャー海賊団船長。
25年前、世界で初めて“偉大なる航路”を制覇し、“海賊王”と呼ばれるまでに至った伝説の海賊。
海賊団解散の1年後、海軍に自首して処刑されたが、彼が死に際に放った「この世の全てをそこに置いてきた」という言葉により、世は大海賊時代を迎えることとなる。
作中では既に故人であるにもかかわらず、その影響力は極めて高く、彼の処刑を見届けた者の中には現在世界各地で大きな影響を及ぼしている名うての海賊が数多く存在している。
また、本作のタイトルでもある『ONE PIECE』とは、彼の遺した財宝の総称である“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を指す言葉でもある。
髪のボサボサの頭髪に三白眼、横広がりの大きな口髭(カイゼル髭)と、そこから白い歯を覗かせた笑顔が特徴的な男性。
衣装はブラッドレッドのコートと自身の海賊団のシンボルのあしらわれた海賊帽を被った、一般的にイメージされる「スタンダードな海賊の船長」といった出で立ちで、これは現在の“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチも共通している。
当初は回想シーンの多くで顔に影がかかり不敵な印象を受けるところがあったが、後に登場する生前のロジャーを知る者達の回想では、何処と無くモンキー・D・ルフィに近い愛嬌ある笑顔や無邪気さをみせる場面も多い。
40代のころは「髭を生やしたポートガス・D・エース」ともいうべき息子によく似た外見をしており、シャツの胸元を開けさせ、鍛え上げられた胸筋・腹筋を顕にしている。
後の副船長となるシルバーズ・レイリーと初めて出会った少年~青年期の姿がこちら。
目元こそ不明瞭だがこちらもルフィを髣髴とさせる外見をしている。
また、現在の彼が被っている麦わら帽子は、元々はロジャーがこの頃に被っていたものであり、その後はロジャー海賊団の新米船員であった“赤髪のシャンクス”に譲られ、更にその後の原作第1話にて、シャンクスからルフィに託されたと考えられている。
性格
大海賊時代の幕を開いたことや、生前もいくつかの大事件を起こしたために、後世での世間からの評判は最悪であったが、基本的には楽天的で仲間思いな性格で、出会った人間からは無類の好感を抱かれていた。
シャンクスやバギーといった若輩の部下達からも慕われていた様で、二人は処刑される船長を見届けるためにローグタウンまで駆け付け、その最期の姿を見てそれぞれ涙を流していた。
冒険の先々でも数々の友情を築いており、空島スカイピアの長ガン・フォールとも知り合いで、聖域である「ジャヤ」への侵入も許可されている。
魚人島リュウグウ王国のネプチューン王とも、互いに憎まれ口を挟みつつも決して険悪な関係ではなかった。
また、現在の麦わらの一味に関連する人物では、チョッパーの医学の師であるDr.くれはとも面識があった他、ロジャー海賊団の母船「オーロ・ジャクソン号」を作ったのは、フランキーやアイスバーグの師匠であるウォーターセブンの船大工トムであった。
船のルールとして堅気(カタギ)への手出しを禁忌としているらしく、一味に加わって日の浅い光月おでんが、おでんの具材を調達するために訪れた港町で略奪行為に及んだ際には船員たちに「船長に殺されるぞ!!」と慌てて止められていた(ただ、この町が堅気を装った無法地帯だと分かると船員たちもヤケクソ気味に加勢し、その後はロジャーと肩を抱き合っておでんを堪能していた)。
いつの頃からか不治の病を患い、既にいつ死んでもおかしくないほど病状は悪化していたようだが、船員たちの前では決してこうした仕草は見せまいと毅然として振る舞っていた。
その他、子供好きでもあるようで、当時10歳にも満たない齢のバギーやシャンクスを見習いとして船に乗せており、シャンクスには自らが出航時に被っていた麦わら帽子を譲っている。
モコモ公国で知り合ったペドロから自身も船員として船に乗せてほしいとせがまれた際にも、彼の申し出を断じて拒絶せず「まだ待機だ」という言葉でたしなめている。
おでんが家族を連れて海賊団に加わった際には、レイリーと一緒に当時赤ん坊のモモの助と日和をあやしていた(この際、二人はそれぞれ「赤ん坊なんて久しぶりだ」「昔を思い出す」と、以前にも赤ん坊の面倒を見ていたかのような発言をしているが、詳細は不明)。
また歌も好きで、船上では仲間たちと共に『ビンクスの酒』を大合唱する場面も常々見られた。
海賊として
他の海賊たちのような残虐さはみられない一方で好戦的なところもあったらしく、とある海軍の一部隊と交戦した際には、その部隊長である将兵を締め上げて 「センゴクやガープでも連れて来い………!! お前らじゃ何も面白くねェ!!」 と脅して歯応えのなさをボヤいてみせたり、ライバルである“白ひげ”ことエドワード・ニューゲートとの戦いでも、毎度周囲に途轍もない被害を及ばせつつも楽しげに笑みを零していた。
ワノ国の侍であるおでんとの交戦時には、ロジャーを守ろうと身構えるレイリーやギャバンを呼び止め「君達にケガさせるわけにいかん」としながらも、満面の笑みで少年のように前線に駆け出しており、レイリーからも「戦りてェだけだろ」と呆れ気味にツッコまれていたなど、同等の強者との戦いでは戦闘狂じみた愉しげな笑顔を浮かべている。
育ちが恵まれていたわけでは無かったらしく、この事から仲間への侮辱や危害を非常に嫌っており、敵に対峙した際は先に逃がした身内を追わせないため、船長である自らが先陣に立って敵の注意を引きつけていた。
時には「仲間を侮辱した」という理由だけで一国の軍隊を潰す事もあったという。
傍から見れば破天荒極まりない人物であるが、こうした仲間想いな部分が船員たちから抜群の信頼を寄せられる一因にもなっている。
また、海賊は「自由」でなければならないという信念を持ち、世界を「支配」することを求めるロックスや、ロックスの元部下である金獅子のシキとは常々対立し、長年戦争に近い対決を繰り広げていた。
特に後者はたとえ自軍の何倍もの兵力で押し寄せてきてもその信念には揺らぎはなく、真っ向からその申し出を拒絶し続けてきた。
こうした読めない気風と後述される凄まじい戦闘能力も相まって、敵として対峙した相手にとってはまさに“天災”に匹敵するレベルの危険人物であったが、それでもロジャーと戦った相手(敵勢力の海賊たちや一部の海兵)の中には彼のこうした気質を認め、一定の信頼を置く者も少なからず存在しており、日々ロジャーを追いかけ回しては死闘を繰り広げていた海兵のガープすらも、彼を完全に嫌う事が出来なかった。
宿敵の一人であるシキでさえ彼を認めており、彼が海軍に捕まった(実際には不治の病に侵され余命幾許もないことを知ったロジャーの方から出頭した)際には激昂し、不甲斐ないロジャーを自分の手で処刑するべく激情に駆られて単身で海軍本部のあるマリンフォードを強襲した程であった。
他者との共通点
こうした生前のロジャーの気質について、シャンクスやレイリーはルフィに対して非常に似たものを感じており、シャンクスによるとルフィは子供の頃からロジャーと同じ「ある言葉」を言っていたという。レイリーもまた、麦わら帽子を被るその姿や楽観的ながらも強い信念を持つ彼に在りし日の親友ロジャーの姿を重ねている。
またシャンクスは、仲間の侮辱を許せず自ら危険に身を投じたエースの最期の行動についても、ロジャーと同じ行動をとったとして驚いたという。
しかし、シャンクスは生前のロジャーを振り返った際に「ときには逃げてもほしかったし、泣いてほしかった」とも語っており、人前で決して弱さを見せなかったことにはいささか思うところがあったようだ。
人間関係
【家族・血縁者】
ポートガス・D・ルージュ
ロジャーの妻。
生前、ロジャーとの間に子供(エース)を授かり、夫が処刑された後にエースを出産する。ロジャーの関係者を尽く処罰しようとする政府の役人たちが各所を捜索する中、母の執念で二年近く出産を長引かせて彼らの目を誤魔化しきり、ロジャーと縁深い海軍本部中将ガープにエースを託した。しかし、彼女自身も二年もの間胎児を宿し続けた負担により、ガープに我が子を託した直後に力尽き、息を引き取った。
ポートガス・D・エース編集
白ひげ海賊団2番隊隊長。ロジャーとルージュの息子。
物心つく以前に両親が共に他界しており彼らとは面識がないが、世間でのロジャーの悪評を幼少期より何度も耳にし、自身が生まれ落ちたことを思い悩んで育った経緯からロジャーのことを嫌い、その事実を直隠し、母親の姓を名乗って生きてきた。白ひげによると性格は似つかないという印象を持たれているが、シャンクスからは土壇場で仲間を守るために自ら前線に立つ行為が「船長(ロジャー)と同じ」だと驚かれている。
ヤマトがおでんの日記に書いてあるロジャーについて、ロジャーの名を伏せてた上で話した際に、「そいつと話してみたかった」と呟いていることから、気質的には合った可能性がある。

エドワード・ニューゲート

概要
白ひげ海賊団船長で、存命であった2年前まで四皇の一角に名を連ね、かつて“海賊王”ゴールド・ロジャーとも唯一互角に渡り合った伝説の大海賊。
ロジャーの死後は名実共に世界一となり、「世界最強の男」「世界最強の海賊」「最も“ひとつなぎの大秘宝”に近い男」と怪物的な雷名を世界中に轟かせた。
容貌
異名の由来でもある三日月型の大きな白い口ひげと、常人の4倍くらいの体躯を持つ大男。
本作の例に漏れず非常に屈強な体格を誇り、数値以上の威容を感じさせる。
若い頃(恐らくロックス海賊団にいた頃か?)はひげを生やしていなかったが、フィギュアや一部のゲーム化作品では現在と変わらない立派なひげを持った姿になっている。
オヤジおめでとう!
なお髪は金髪であり、頭にバンダナを巻いているのは子供時代からのスタイルだった様子。
ただし少なくとも20年前までは海賊帽を被っていた。
少年期~壮年期には長髪だったが、SBSでは「こういうウワサ」と言葉を濁しつつも現在(晩年)の髪型が描かれることに。
で、その髪型だが……スキンヘッドをベースにひげをそのまま頭のてっぺんに持ってきたようなファンキーすぎるもので、バンダナの下に収まっている事が不思議なくらい。
ジョークなのか本設定なのかは判別しがたいが、もしかしたら髪型にコンプレックスがあってそれを隠すためにバンダナを巻いていたという可能性も……?
老齢に加え持病も抱えており、平時は点滴のような管を通し、鼻に呼吸器をはめるなど限界を迎えつつあった。
彼の周りには豹柄のタイツや長いブーツを履いた美脚がセクシーなナースたち(女性船医チーム)が付き従っており、彼を看病している。
ちなみにSBSによればタイツは白ひげの趣味だとか。
好物・ケチ
大の酒豪で、体に障るためナース達からは酒量を制限するように言われているが、「好きなもん飲んで体に悪ィ訳あるか」と一蹴して意にも介していない。
また、点滴も「こんな器具つけて敵の同情でもひけってのかァ!?」と無断で外してしまうことも度々あった模様。
マルコによれば意外にもケチで仲間に対しても店で奢ったことはないとのこと。
人の酒を欲しがり、来客の際は「いい酒を持ってきたか」を聞くこともあったとか。
というのも自分の宝の取り分は全て、己の故郷に身分を隠して金や物資として送り続けていたため。
このことを白ひげは隠しているつもりだったようだが、マルコ達船員は皆気付いていたという。
海賊王の手前にいた
ロジャーとは何度も戦った仇敵ではあったが、時にはお互い酒を酌み交わしたこともある。
その際には、ロジャーからラフテルへの行き方について教えてやろうかとも言われているが、 「聞いても行かねェ 興味ねェからな」 と返している。
「ひとつなぎの大秘宝」に最も近い男と言われてはいるが、彼は海賊王にも大秘宝にも興味はないのである。
この時「Dの一族が何者なのか」についてロジャーからその正体を聞いており、死の間際には 「“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”は実在する!!!!!」 と言い遺した。
「おれァ 時代の残党だ……!!新時代におれの乗り込む船は無ェ…!!!」
また新世界編では「“白ひげ”は王座につかず そのイスの前に君臨した」とドンキホーテ・ドフラミンゴが語っており、まさに大海賊時代の頂点と呼べる存在だった事が改めてうかがえる。
2年前
寄る年波は越えられないということなのか、ゴールド・ロジャー亡き後「世界最強の男」と呼ばれるようになった彼もまた、老齢と持病により既に限界を迎えており、初登場時点では医療機器をつないで体調管理を行っている。
そのため彼の実力は全盛期から大きく衰え、そもそも常人ならまともな戦闘すらできないような状態であった。
それでも海軍本部三大将と渡り合い、そして幾度と攻撃を叩き込まれていた状態でありながら“赤犬”を圧倒できる実力を持っている。
頂上戦争前の会談の決裂時にも四皇のシャンクスと剣を一度打ち合っている。
また怪力一つで陸地を進む巨大な外輪船を腕一本で止める、巨人族の刀の一撃を正面から受け止める、軽く“赤犬”の”犬噛紅蓮(いぬがみぐれん)”を剣一本で弾き返すなど実力は半端ない。
さらに“青雉”の”アイスBALL(ボール)”を受けて身体を氷漬けにされても平然としており、直ぐに振動を流しこんで氷を砕き、氷漬けからすぐに脱出できる程凄まじく、赤犬の"大噴火(だいふんか)"によって発生した火山弾を剣一本で余裕で受け止めるどころか、息を吹きかけてマグマを消し、普通の岩にしてしまうという規格外の荒業を見せている。
アニメ485話では最期に、何故かまるでルフィのギア2のように身体から高熱の蒸気を発しながら、黒ひげに一撃を叩き込もうとしていた。

1シャンクス

シャンクス

引用元: Amazon

登場作品ONE PIECE
声優池田秀一
誕生日3月9日

シャンクス

概要
赤髪海賊団大頭。
偉大なる航路の後半の海"新世界"を支配する大海賊四皇の一角である。
少年期は“海賊王”ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団に海賊見習いとして在籍していた。
同じく四皇の一角であるバギーとは共に海賊見習いとして乗船していた腐れ縁の間柄。
大海賊時代到来後は世界最強の剣豪ジュラキュール・ミホークとも渡り合った。
"黒ひげ"マーシャル・D・ティーチとは浅からぬ因縁を持つ。
主人公モンキー・D・ルフィの幼少期に命を救った恩人であると同時に、憧れの海賊でもある。
ルフィのトレードマークである麦わら帽子の元の持ち主で、ルフィに帽子を預けたのもこの男。
容姿
Shanks "El Pelirrojo" - WANTED
トレードマークである赤い髪と、左目の上に"黒ひげ"マーシャル・D・ティーチに鉤爪で付けられた三本の傷が特徴。
また、口髭および顎髭とすね毛を少し生やしている。
12年前にフーシャ村の海域でルフィを近海の主から守った際に左腕は隻腕となっており、現在も義手を装着すると行った処置はしていない。
基本的な服装は白いシャツと派手な柄をあしらったズボンにサンダル、そして黒いマントを羽織ったスタイル。
隻腕となってからは左腕の袖部分を常に縛っており、ズボンの柄は本編で登場するタイミングによって変わることがある。
また、元々左利きであるため、戦闘時に使用する名剣「グリフォン」を右の腰に携えている。
12年前まではゴール・D・ロジャーから受け継いだ麦わら帽子を被っていたが、フーシャ村出航時にルフィに預けている。
性格
「どんな理由があろうと!!おれは友達を傷つける奴は許さない!!!!」
基本的に非常に大らかな性格で、自身がどれだけ侮辱されようが、大抵の事は笑って済ませてしまう。
能天気でルフィを揶揄ったり、彼にエールを送りつつも「お前なんか海賊になれるか」という等、自由な発言も見られる。
また彼を幼少期からよく知る者曰く、ルフィ共々「悪い意味で前向き」なところがあるとのこと。作者も『FILM RED』特典40億巻にて「シャンクスはおとなげないです」と述べている。
だが、自分の友人を傷付ける輩はどんな理由があろうとも決して許さず、助けるためならば自分を犠牲にしてでも笑っていられる器の大きさと仲間や友達を大切にする心は幼少期のルフィに非常に大きな影響を与えた。
世界政府の上層部からもその動向を警戒されているが、自ら動いて事件を起こしたりするような事は殆ど無く、敵である"白ひげ"エドワード・ニューゲートに対しても、「敬意を払うべき男」と尊敬している等、大半の海賊とは一線を画す存在。
このような人物のため、センゴク、マルコをはじめ一部の敵対者からも一定の「信頼」を得ている。
ただし何らかの目的のために大きく動く場合、それを邪魔しようとする「敵」には容赦せず、五老星をして「暴れられれば手に負えない」と評される。
自分の持つ戦力に自信を持つあまり基本的に最初は敵を侮るような態度を取るビッグ・マムや黒ひげ、まずは相手の実力を図るために手加減した状態で戦うカイドウとは異なり、シャンクスはいざ戦うとなればどんな相手にでも最初から出し惜しみ無しの全力投球である点も恐ろしく、生半可な戦力と覚悟でシャンクスに挑めば、どんなに巨大な組織でも壊滅の未来がチラつく。
ちょっとせっかちで人の話を聞こうとしないのか、二日酔いによる気分の悪さからか誤解が多く、ポートガス・D・エースらスペード海賊団が自身の元へ挨拶をしに来た時には、彼の挨拶の意味を「義弟のルフィがシャンクスに世話になった」ことから一度会って礼を言いたいと言うエースの意味とは違い「宣戦布告の挨拶」と勘違いしたのか刀を抜こうとしたり、ミホークがルフィの懸賞金がかけられた写真を見せに自身の元を訪ねて来た際には、ミホークに対して気分が悪いと言い「勝負でもしに来たか?」と凄んだりとウッカリが目立つ。
なお、どちらも自身の元へ来た目的がルフィの話題とわかるや、すぐ笑顔を見せて交戦的な姿勢を辞め、彼らを客として全力でもてなして、宴をしている。尚、ミホークからは気分が悪いのだろうと言われるも『祝い酒』と称して自身の二日酔いを構うことなく宴を開いた。
過去
40億巻で初判明したが、とある場所でロジャーたちに拾われ、ロジャー海賊団で幼少期を過ごしたために船員の多くと交流があった模様。
言うなれば彼は物心ついた頃より海賊だったという筋金入りである。
船長のゴール・D・ロジャーと副船長のシルバーズ・レイリーは特に慕っていた。
元バギー海賊団船長、現クロスギルド社長バギーはロジャー海賊団時代の見習い同士であり喧嘩仲間、幼少期からの付き合いで幼馴染の関係でもある。当のバギーはバラバラの実の一件から恨みを持っているとのことだが、その後も光月おでんから「こいつらは仲が良いのか悪いのか…」と言われるほど行動を共にしており、単なる不仲というわけではないと思われる。
バギーの方はシャンクスとは仲良く喧嘩をしつつも、シャンクスの何でも前向きに捉える部分を嫌っており、シャンクスに対して劣等感を抱えていた。
見習いバトル
ロジャー海賊団が解散すると、赤髪海賊団の結成を始める。加入順は不明だが0巻ではヤソップとの出会いの場面も描かれた。
“鷹の目”ジュラキュール・ミホークと"黒ひげ"マーシャル・D・ティーチは恐らく赤髪海賊団結成後に出来た因縁関係。
現在はシャンクスが利き腕である左腕を失ったためにミホークは決着をつけることに興味を失い、彼との関係はライバルというより友人関係に近いものとなっているが、自らの左目に今なお疼く傷を残したティーチに対しては強い警戒心を抱いている。

ジュラキュール・ミホーク

概要
作中最初に登場した王下七武海の一人にして世界中の剣士の頂点に立つ世界最強の剣士。
麦わらの一味の剣士、ロロノア・ゾロが当初から越えることを最大の目標としている人物であり、同時に剣を教えた師匠的存在でもある。
四皇の1人“赤髪のシャンクス”は、「伝説」と謳われるほどの決闘を繰り広げたかつてのライバル。
シャンクスが左腕を失ってからは決着をつける気を無くしているが、交流は続いており、昔シャンクスから聞いたモンキー・D・ルフィの話を思い出し、わざわざ伝えに来て酒を酌み交わすこともあった。
容姿
鷹の目
色白肌に黒髪、くの字を描くように整えられた口ひげとモミアゲ、そして“鷹の目”という異名の由来となった独特の模様を描いた瞳と鋭い目つきが特徴の男性。
瞳の色は、原作では赤色(50話巻頭カラーほか参照)だが、アニメ版では金色に変更されており、Netflix実写版はアニメに準拠している。
衣装は基本、羽飾りのついた大きな帽子に、裏地や袖にペイズリー風の模様のあしらわれた赤+黒地のロングコート、白いタイトパンツにロングブーツという、西洋の上流階級のような出で立ちをしている。因みに根城であるクライガナ島では襟袖にフリルがあしらわれたワイシャツに黒いズボンという比較的ラフな装いもみせている。
そして背中には自身が扱う最上大業物の黒刀「夜」を差しており、その拵や初登場時に登場していた棺桶船もあり、まるで巨大な十字架を背負ったようなシルエットで不気味な威圧感を放っている。
また、外出時・部屋着時共に開けた胸に下げているロザリオは実は短剣であり、夜を抜くまでもない「弱き者」相手にはこちらの武器で対応する。その刃も根元まで突き刺してようやく内蔵や骨に達するほどの長さしかないにもかかわらず、“三刀流”を号するゾロの技を難なくいなしてみせた。
性格
常に冷静沈着で何事にも物怖じはせず、事象や状況を的確に判断し、自分のやりたいように動く。クロコダイル曰く他人を信用しない性分とのこと。
そのため世界政府の招集命令に応じた時には「まさかお前が…!!」「最も意外な男が来なすった」と言われている。
人の下につくことを嫌っている節があり、クロスギルドを設立した際に経歴こそ華々しいが実力は圧倒的に低いバギーの部下と世間に認知されてしまった際にはクロコダイルと共に彼を半殺しにしている。
自分の強さに絶対的な自信を持っており、それでいて慢心や自惚れは一片も感じられない堂々たる立ち振る舞いを貫く。
普段はポーカーフェイスでどんな事態にも表情を崩さないが、実は割と好戦的で、基本的に売られた喧嘩は買うタイプ。マリンフォード頂上戦争では「お前に昔挑んだ男だ」と斬りかかって来られるや「虫ケラの顔などいちいち憶えちゃいない!!!」と瞬殺した。
人を見定める観察眼にも長けており、マリンフォードでルフィと対峙した際は様々な人を味方に付けていくルフィの様子を見て、「能力や技ではなく、彼のようにその場にいる者たちを次々に自分の味方に付けていく事こそ、この海で最も恐るべき力」だと表現した。
ただし、上記の観察眼は必ずしも適切に働くわけではなく、後に自分よりも遥かに弱く、強くなる見込みすらないと見下した小者に予期せぬ反撃を受ける事態に……
ゾロに対しては、稽古をつけてくれと頭を下げにきた際、当初はヒューマンドリルに勝てず心が折れたものだと早とちりし「見損なった」「恥を知れ」「お前を過大評価していた」と一蹴し相手にしなかったが、ゾロがヒューマンドリル達をすでに倒していた上で諦めずに頭を下げ続ける姿、そして「あとはお前の首だけだがお前に勝てると思うほど自惚れてない」と述べるゾロに対し「未だ自分を倒すべき敵」と定めながらなお自分に教えを乞う理由を問うも「お前を越えるため」と断言したのを聞き爆笑、「自分を倒そうとするものを自分で育てろと言うのか」「見栄えのせん行為に変わりはない」としつつも考えを改め、「ロロノアのようなプライドの高い男が頭を下げる時は、誰かのためだと決まっている」と微笑んでいた。
彼の持つ心力を認め、彼の将来に期待して笑みをこぼす場面も多い。
2年間の修業をゾロにつけた際に、「(『武装色の覇気』をまとえば)全ての刀剣は“黒刀”に成り得る」と彼に教え、スパルタ式で覇気を習得させた。
名も知れ渡っていない剣士や自分の身柄を狙う海軍が楽しくもなんともなく、年がら年中襲ってくる無益な戦いを面倒に思っているのか、平穏を望んでいる節があり、クロスギルド所属後はその姿勢が表に出始めている。政府の招集にも殆ど応じないにもかかわらず王下七武海に所属していたのも、平穏な暮らしをしていたかったからなのかもしれない。
そして、七武海撤廃に伴う新たな懸賞金は、35億9000万ベリー。
過去
彼自身の過去は作中ではあまり語られておらず、24年前に海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑を見届けたこと、まだ左腕を失う前のシャンクスと後に伝説と語り継がれるほどの決闘の日々を過ごしたことなどが明らかになっている。
また、108巻SBSによると、詳細は不明だが海兵を恨む様な過去と大きな裏切りに遭った事で海兵狩りをしていたらしく、王下七武海になったのは海兵に追われない「平穏」を手に入れるためと明かされている。

1モンキー・D・ガープ

モンキー・D・ガープ

引用元: Amazon

登場作品ONE PIECE
声優中博史
誕生日5月2日

モンキー・D・ガープ

概要
世界の均衡を司るという三大勢力の一つ、海軍本部に所属する軍人。階級は「中将」。
ルフィの祖父で革命家ドラゴンの父。
同じ海軍本部中将であるつるや、元海軍本部元帥で現在は大目付のセンゴクとは同期の間柄。
かつては海賊王ゴールド・ロジャーと激闘を繰り広げ、その数々の功績から「海軍の英雄」として呼ばれる伝説の海兵。
容姿
モンキー・D・ガープ
短く刈り込んだ白髪の短髪に、口周りに髭を蓄えた老将。
左コメカミから左目下にかけて三日月型の縫い傷があり、奇しくも孫のルフィと共通した特徴となっている。80歳間近の老齢であるにもかかわらず、筋骨隆々とした巨体の持ち主。
ルフィとエースへの姿勢
海賊に対する姿勢は一般の海兵同様「同情の余地無し」と徹底しているが、ルフィなどの親類縁者の海賊には甘い一面があり、ルフィの活躍には度々「さすがはわしの孫じゃ」と喜んでいる。ルフィがインペルダウンに侵入した時など、その報告を受けたセンゴクに烈火の如く怒鳴られるも全く意に介さず、それどころか煎餅の袋を小脇に抱えたまま誰にともなくサムズアップ、涙を流しながら大爆笑していた。
それはかつての宿敵から託されたエースに対しても変わらず、刻々と処刑の時が迫るエースの前で涙を浮かべながら「なぜわしの言う通りに生きなんだ!!!」と呟き、マリンフォード頂上決戦の際にはエースを奪還しようとするルフィの前に立ちふさがるも、愛する孫達への想いから拳を止めた隙に殴り飛ばされてしまっている(ガープの望み通りに海軍に入っていれば、エースやルフィの血筋が明るみになろうとも、自身の名声や地位、功績の全てを使って守り抜けるため)。
更に、解放されたエースを殺し、ルフィを手に掛けようとしたサカズキに対し、本気で殺意を抱きセンゴクに抑え込まれてもいる。
一方で、ルフィやエースへの鍛錬や育て方はややズレており、まだ年端のいかない頃のルフィをジャングルなどへ送り込むなど、他者から虐待と思われかねない行動もしばしば(海軍としての仕事の多忙さ故、あまり孫への教育に時間をかけられない身であるので、ガープの方針が全面的に間違っているとは批判し切れないが)。
訓練の奇抜さに目が行きがちだが、子供を突然慣れ親しんだ村から僻地に送り孤独な思いをさせるなど、精神的にきつい行為もしてしまった模様。
しかし、ガープ自身は孫達に「強い海兵になってほしい」希望に加え、長年海兵として『戦場の過酷さ』を知っている故の選択とも見える。
実際アニメではくたびれた幼いルフィを背負いながら孫に嫌われることを承知であの訓練をやっていたことが明かされた。
家族関係
上記の通り、市民や海賊と敵対する数多くの人間にとっては「英雄」と呼ばれるに相応しい人間だが、その一方で主人公であるルフィの祖父であるのを皮切りに、親族には政府と敵対している人間が数多い。
作中世界の政治情勢を鑑みれば、普通これだけの身内を抱えていれば、即刻処刑されていてもおかしくない筈であるのに、身内の素性が明かされても尚「海軍の英雄」と称えられる辺り、全盛期の彼の活躍の凄まじさが窺える。

息子:モンキー・D・ドラゴン
革命家。通称「世界最悪の犯罪者」。
ただし、作中での彼との関係性はあくまでもルフィの父親としてその存在を明かした時と「息子が革命家になった!!チキショー」と1087話の回想で触れている時のみである。
世界中で起こる革命を裏で指揮しており、天竜人打倒の為に世界中で戦争を行っている。
奴隷制崩壊と理不尽な格差社会の是正の為に戦っている為、市民からは支持を受けることも多いようだが、王制を敷く多くの国家にとってはその影響力と思想こそが世界を転覆しうる脅威とされる。

孫:モンキー・D・ルフィ
海賊。言わずと知れた主人公。破竹の勢いで頭角を現す新人海賊であり、世界政府の三大重要拠点である、「司法の島」エニエス・ロビー、「大監獄」インペルダウン、旧「海軍本部」マリンフォードに襲撃・侵入・脱出した前代未聞の海賊。
新世界に入ってからは「五人目の皇帝」と謳われるほどの成長ぶりを見せ、
遂には四皇の一角を破り、新たな四皇の1人に名を連ねた。

養孫:ポートガス・D・エース
海賊。白ひげ海賊団の二番隊隊長であり、海賊王ゴール・D・ロジャーの息子。
その血筋は、他ならぬ海軍によって、かつてはある島に生まれて来る全新生児を殺してでも絶やされるほどに憎まれながらも、ロジャー自身の頼みを聞いたガープにより一人前に育てられる。
後には、白ひげ海賊団との全面抗争である「頂上戦争」においてそのきっかけとなり、彼の意志が遺された海賊たちの希望になった。

シルバーズ・レイリー

概要
元ロジャー海賊団副船長。海賊王ゴール・D・ロジャーの右腕として活躍した大海賊。異名は「海賊王の右腕」「冥王」。
現在は隠居して、シャボンディ諸島でコーティング職人をしている。現在も手配は解除されておらず、シャボンディでは目撃情報も時々確認されているが、海軍としても捕らえる際に多大な戦力が必要になることから、基本的に放置されている。
「Dの意志」「空白の100年」の全容を知る数少ない人物でもある。
主人公のモンキー・D・ルフィに修行を付けた。
人物
冷静に物事を判断することができる性格。
ただ、多少船長の影響もあるのか、長きに渡る航海がそうさせたのか、楽天的なところもあり遊園地や博打など遊び全般が好きなようだ。
身売りして店の金を盗もうと企て、金を手に入れるやギャンブル場に戻ろうとし、あわよくば自分を買った者からも金を奪うつもりだったというエピソードもある。
もっとも、基本的には種族や経歴、外見などに囚われず相手を見る観察眼と物差しで、誰とでもきさくに接する、親しみやすい人物。
ルフィ達が依頼に来る半年前から留守にしていた。
シャッキー曰く、「一度飛び出すと長く帰ってこず、その辺に女作って寝泊まりしてると思う」とのこと。
覇気
元ロジャー海賊団副船長なだけあってか、3種類全ての覇気の練度は極めて高く、武装色と見聞色だけでなく覇王色まで操る。
大将「黄猿」と互角以上に渡り合える程の非常に練度の高い覇気の使い手でもある。
主人公のルフィに覇気の概念と基礎を教え、修行をつけた。
過去
若い頃に放火による火事で家を無くし、盗んだ小舟の上で暮らしていた所で麦わら帽子を被った口のデカい青年と出会った。
「おれはロジャー!!! この出会いは運命だ!! レイリー ───おれと一緒に世界をひっくり返さねぇか!!?」
「世界? ………ハハハどこの誰だお前は どっか行け!!」
一度は断るも、説得に根負けした事や自身も他に行き場所が無かった事から、海賊を目指すこととなる。
勿論、この青年こそがゴール・D・ロジャーその人である。
本編初登場はかなり早く何と第3巻であり、バギーの回想で少年バギーと少年シャンクスのケンカを仲裁している。このときは名前も登場していなかったが、SBSによるとロジャーの船である事や、副船長の立場はこの時点で既に設定されており、アニメ化に際して作者は「レイリーのことを絶対に船長と呼ばないように」と釘を刺していたという。
そして月日は流れ、ロジャーらと共に世界初のグランドライン制覇を果たした後に船長命令でロジャー海賊団は解散。
最後に"相棒"から意味深な言葉を受け取った。
「おれは"死なねェ"ぜ……? 相棒」
その言葉を受け取ってかは不明だが、公開処刑場には行かなかったという。
ロジャー処刑後はシャボンディ諸島に居付き、コーティング職人に転職。12年程前に島を訪れたシャンクスに再会、ロジャーと同じ言葉を語ったという少年、ルフィの事を聞かされいつか会えるのを期待するようになった。

モンキー・D・ドラゴン

概要
革命軍総司令官。
その名は世間でも広く知られており“世界最悪の犯罪者”と通称される程の超大物。
海軍本部中将モンキー・D・ガープの息子であり、他ならぬ主人公モンキー・D・ルフィの父親でもあるが、世間的には「ドラゴン」の名前だけで知られており、当人もこれまで自らの素性を多く語らなかった為、一般の海兵は愚か、同志である革命軍幹部陣ですらこの事実を知らずにいた。
(作中ではウォーターセブンにてガープから、初めて本名とルフィとの関係が大量の海兵達もいる中でサラッと公言された)
ルフィ自身も、誕生以来彼とは全く面識がなく、ローグタウンではスモーカーの拘束から救われつつもその存在に気付かなかった。
容姿
身長250cmを越える長身の大男で、眉毛のない額に鋭い眼光と印象的な黒い長髪が特徴。顔の半分に大きな赤色の刺青が入っているが革命軍結成時には入れてなかった。黒緑色のマントを羽織り、2年前はよく黒いローブのようなものを被っていたが、素性がはっきりして革命軍の描写が増えた2年後はローブを被る場面が少なくなってい。
性格
ルフィやガープと同様に高いカリスマ性と確固たる強い信念を持つ。『打倒天竜人』を掲げる革命家で世界各地・各国でクーデターを起こしているが、革命の名の下の争いがもたらす『負の側面』も深く認識している。
また勝利に浮かれる部下に対して「勝利を喜ぶな!! 戦争だぞ」と叱責する等、思慮深く厳格な一面も持ち、庶民に対して幾らでも冷酷になれる自らの国に強く失望しており、彼が革命軍として動いているのは、世界貴族やゴア王国に顕著な理不尽極まりない格差社会を変えようとしている為と思われる。
今のところ父や息子ほど能天気でマイペースな姿は見せていないが、「自分の身内に関する情報を周りに「言ってなかったか?」と伝え忘れる」「ある程度親しい間柄で一定以上年上の男性は『おっさん』呼ばわり」「自分の掲げる信念から著しく逸脱した場合は長い付き合いの仲間や部下であっても厳粛な態度を取る事もある」など、内面的な共通点も全く見られないわけでもない。
イワンコフが「破天荒さは父譲りのようね」とルフィを評してることから破天荒なのは親子三代変わらない模様。
世間の評価
世界政府はドラゴンを「世界最悪の犯罪者」と認識し、8年前の世界会議レヴェリーでも「この男の思想は危険すぎる」と各国の王の議題になる程。海軍は愚か海賊にもその名前の意味は大きいらしく、ルフィと共にインペルダウンを脱獄したバギーや王下七武海の一人であったゲッコー・モリアは頂上戦争にてモンキー・D・ルフィがドラゴンの息子であるのを知った瞬間、驚きの余り顔を歪めている(身内の革命軍ですら、頂上戦争が起きるまで彼の素性を知らなかった)。
過去
55年前、王族・貴族と庶民の階級差が激しく理不尽な差別が横行する東の海『ゴア王国』にモンキー・D・ガープの息子として生まれる。
24年前、ローグタウンにて海賊王の処刑を見届けた。
22年前、世界政府の禁忌に触れバスターコールによって無残に荒廃したオハラと故郷のゴア王国の不要な物を淘汰した格差社会を「不条理な世界の未来の縮図」と考え、恐ろしい世界と未来に変革を齎すべく「革命軍」を結成し決起した。
12年前、通りかかりに出会った貴族の少年・サボから、ゴミ山に棲む貧民達を虐殺する為に、貴族達が火事を仕掛けた真実と、自らが貴族に生まれたことを恥じる告白を聞く。
また、その翌日にゴア王国に訪れた天竜人の砲撃を受けて海に沈められたサボを救出しており、彼が革命軍に参加する切っ掛けを作っている。
サボとは後に師弟関係にもなり、ドレスローザに革命軍として現れたサボは彼に仕込まれた可能性がある「竜爪拳」を使用している。

ダグラス・バレット

実力
ダグラス・バレットの実力は、世界をヒックリ返すほどの実力で、倒す時は、「ルフィ・ハンコック・ルッチ・クロコダイル・サボ・スモーカー」で、主に体力を削った、「ルフィ・キッド・アプー・ベッジ・ボニー・ホーキンス・キラー・ドレーク・コビー・スモーカー・ロー・ウルージ・バギー・ハンコック・サボ・ウソップ・エレッジ・クロコダイル)というメンバーでとてつもなく強いことがわかります。
概要
劇場版第14作目『ONE PIECE STAMPEDE』に登場する大海賊であり、本作におけるラスボス。
元ロジャー海賊団の船員で、作中屈指の実力者が揃う一味の中でも際立った強さを誇ったことからロジャーの後継者と目され、「“鬼”の跡目」と呼ばれた男。
その強さたるや、個人で国家戦力級の力を持つと言われる猛者であり、かつてルフィや黒ひげ海賊団らが引き起こしたインペルダウンでの暴動の際に脱走した脱獄囚の一人。
あまりの凶悪さから存在を揉み消された者が投獄される『LEVEL6』に幽閉されており、スモーカーとたしぎには「LEVEL6最悪の脱獄囚」と評されていた。
人物
世界最強
「この海は戦場だ! 強さこそが全てだ!」
過去の経験から他者を信頼せず、ひたすらに“世界最強”を目指す戦闘狂の危険人物。
極めて好戦的かつ攻撃的な性格をしており、加えて過去の経験から他者をほとんど信頼しない文字通りの孤高主義の無頼漢。
一方でこれまでの強敵のように独自の組織も持たなければ、支配や権力、善悪と言った大局的な思想も持たず、ただひたすらに「強さ」だけを求めて誰彼構わず暴れ続けてきた、ある意味ではストイックな気質の持ち主である。
実際、インペルダウンにいた20年間はひたすら修練を積んでいたことから、彼の「世界最強」という称号への執着、こだわりが見て取れる。
ロジャーへの想い
ロジャー海賊団の船長だったゴール・D・ロジャーに対しては他の船員たちと違って“自分にとっていつか倒して超えるべき目標”というむしろライバルに近い感覚で見ていたとされ、そもそも同海賊団に入ったのは彼の強さの理由を知るためであった。
後にロジャーの強さの根幹は仲間の存在だとはバレットも理解したものの、ロジャーが不治の病にかかったことでバレットは焦るようになってしまう。
船旅を共にしてきただけにロジャー海賊団のメンバーにも仲間意識は少なからず生まれてはいたものの、戦闘の際「仲間を守らなければ」という意識が生まれてしまい戦場の判断に迷いが生じる。これが自分の「孤高」という信念との葛藤を生んで自分が弱くなったように感じてしまう。
更にはロジャーも「仲間を守る」という意識が邪魔になり全力を出せない時があるということを気づき、彼が最強となるのは「仲間を遠くにおいて一人闘い、自分を追い込むとき」だと考える。
そしてロジャー亡き後は最後まで彼を倒すことが出来なかった鬱屈を募らせるようになり、無差別に暴れまわることに。
モンキー・D・ガープ・センゴクらによるバスターコール&バレットに復讐する海賊達の集団に敗れてインペルダウンに投獄されたバレットは、ロジャーを超えるためには四皇をはじめとした現世代の海賊や海軍の上級将校を全て倒して自分が「最強の海賊王」になることこそ、ロジャーを超える証と考えるようになる。
脱獄後も、怪物と謳われた白ひげが部下を守るために死んだと聞いて、仲間を持たない自らの信念により強い確信を持った。
実力
ダグラス・バレットの実力は、世界をヒックリ返すほどの実力で、

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