レムナント - 獣人オメガバースがランクインしているランキング
感想・評価
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たぬきになって不器用な2人の行く末を見守り隊
俺様獣人×意地っ張りの褐色孤児のケンカップルによる真実の愛の物語『レムナント - 獣人オメガバース』。
獣人×オメガバースという新たなジャンルを開拓した作家さん・羽純ハナさんによる、デビュー作『ペンデュラム―獣人オメガバース―』のスピンオフ作品です。ほかにも、ジュダート(w)のお子が活躍する続編『プチミニョン -獣人おめがばーす-』は必見!
獣人(人狼)と人間が共存し、人間のΩだけが獣人を生むことのできる世界。両親を亡くし、妹とともに教会で育った少年Ω・ダートは、発情期がくる前に独り立ちしようと身体を売る日々を送っていた。そんな中、教会が発情期がきたΩの子供を闇ルートで売っていることを知ってしまい、妹と一緒に逃げ出すため危険な仕事をすることに。しかし、運悪く発情期がきてしまい、そこに黒い狼の獣人α・ジュダが現れ…という急展開から物語がスタート。
「ペンデュラム」が良すぎて、超えることはまずないだろうと思っていましたが、そんなわけなかったです。←
スピンオフというのは名だけで、こちらもメイン。設定はもちろん、ストーリーの進み方もがらりと変わってるのに、こんなに萌えさせられることある?なんだこれ。
どのオメガバース作品にも“運命の番”制度は含まれていて、その大半が割と早めの段階で相思相愛になる絶対的絆!みたいなかんじに描かれてることがほとんどかと思います。
しかし本作は、初対面で番ってしまい、お互いの気持ちがわからないまま抗えない運命の番に翻弄されてるみたいなかんじなので、7~8巻くらいまではドギマギ展開が続きます。順序が逆だけど不器用な2人が必至に本当の愛を探し出していくなかで、当て馬というかジュダのしがらみとしてΩの女があがってきたときは思わず「なんてこったやめろ」と口に出しました。(所詮過去)
じらされてじらされてじらされまくったあとに、期待を裏切らぬ胸キュン。萌え死に。もう思い残すことはない🙏🙏
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獣人という設定と絵が素敵。
獣人もので初めてハマった漫画でした。孤児として辛い環境で育ったダートが魂の番と出会って、ようやく心を通わせて本物の番になっていく過程が感動的でした。獣人ジュダの溺愛具合も最高です。2人とも本当にかっこいい。執事や友人との絡みもいいし、別の本に出てくる2人の子供達も可愛くて、幸せになって良かったと温かい気持ちになれます。まだ続いているので、続きが早く読みたいです。
まりまちさん(女性)
3位(90点)の評価