1分でわかる「オメガバース漫画」
ホモ漫画で盛り上がりを見せているジャンル・オメガバースとは
オメガバースとは、男女の性別に加えて「アルファ」「ベータ」「オメガ」という特殊な性別が存在する設定のこと。もとは海外のスラッシュフィクション発祥のジャンルで、狼の群れにおける階級社会がモチーフとなっています。日本のBL(ボーイズラブ)・801(やおい)と深い結び付きのあるオメガバースの特徴は、「男性の妊娠・出産」「発情期」「性別間の社会階級」などの色濃い設定。現実離れしていることから好き嫌いが分かれますが、階級社会を生きる登場人物の繊細な心理描写が楽しめるのが大きな魅力です。
オメガバースに登場する性別&階級
先述したように、オメガバースの世界には「アルファ」「ベータ」「オメガ」という独自の性別(第2性別)が存在します。オメガバースを題材とした漫画では、男女という括りだけでなく第2性別によるカースト制に基づいた恋愛が普遍的な社会。作品によって細かい設定が異なりますが、大まかな説明を以下にて紹介します。
アルファ
α(アルファ)とは、生まれつき社会的地位が高いエリート層的な存在。人口の10~20%ほどを占めているとされています。アルファ男性とアルファ女性の大きな特徴は、女性やオメガ男性を妊娠させることが可能であること。作中では“攻め”として扱われます。とくに、オメガに対しては絶対的な攻め手であり、作品によってはオメガが発するフェロモンで強く発情するという設定もあります。
ベータ
β(ベータ)は、身体的特徴は一般的な人間と変わらない人種。人口が最も多く、発情期も存在しません。恋愛においても、ベータ同士で結婚することが多く、生まれる子供の多くもベータ同士。実社会における男女とほとんど変わらないとされています。
オメガ
Ω(オメガ)は、アルファより数が少ない絶滅危惧種。自分は妊娠が可能であるものの、相手を妊娠させることはできないため、最も地位が低く社会的には冷遇されることが多い存在です。10代後半から発情期が訪れ、相手を誘惑するフェロモンを発するのが特徴。作品によっては、アルファとオメガには“番(つがい)”という恋愛や結婚よりも強い結びつきが存在することもあります。
子育てもの最高やんけぇぇ~~~
男前男子高校生×シングルマザーという異色のCPに萌え死んだ『嫌いでいさせて』。
ひじきさんの作品で、本作の続編の2巻も発売されています。
過去の凌辱によって宿った娘・しずくを育てるΩ・雫斗は、αに対してのトラウマが根深く、番は作らないと固く決意。そんななか、参加した婚活パーティで“運命の番”と名乗るα・葉月が現れ、その場は逃げ帰ることに。しかし、用務員として新しいバイト先の高校に行くやいなや、そこには制服姿の葉月が……という斬新な展開でストーリー開始。
回想シーンでΩ軽視を感じさせる描写や結構つらいシーンもありますが、しずくちゃんが癒やしてくれるのと、年下のスパダリDK・葉月がとにかく雫斗を溺愛してるのが各シーンで感じられて最&高。
途中、葉月に思いを寄せる当て馬ですらないビッチ女が出てきますが、かわいくないしちょいちょいネタ顔させられてるのが逆にかわいそうに感じるレベル。たまにイケメンであるはずの葉月の顔のバランスもおかしくなっているときがありますが、そこはご愛嬌。
じらされてじらされて描き下ろしで孕ませえち……ありがとうございます🙏🙏🙏この作品で推しカプの活動フィールドで一番萌えるシチュが“お風呂場”であるということを100%認識することができました。[続きを読む]
ロリBBA
びくとりあさん
2位(98点)の評価
親子の愛とオメガの生き辛さ
BLってエッチなだけじゃなくて、2人のイチャイチャに癒されたり、様々な困難にすれ違いながらも立ち向かっていく姿に心打たれるのですが、この作品は最初から心を鷲掴みにされました!
まず子供がいるところからストーリーは始まるのですが、娘のしずくちゃんのしっかりもので可愛いこと!!主人公はオメガであるが故に仕事になかなかつかなかったりするのですが、子供のために頑張る姿、そして過去のトラウマと社会の中で大切な幸せのために頑張る主人公に胸打たれました。もちろん、そんな主人公も運命の番に出会い、熱烈なアプローチを受けていきます。真っ直ぐで大切に大切にしてくれるそんな番とのイチャイチャからも目が離せません!
水煮さん
2位(95点)の評価
子育てとオメガバースの世界が楽しめる
訳ありで子育てをしていたΩに自分が運命の番だとガンガン迫っていく姿にドキドキします。迫っていくのですが、決して襲ったりしないのは愛がなせる業なのではないかと、本物の愛を感じさせられます。子育ても入っているので、なかなかリアルな感じです。
えみさん
1位(100点)の評価