秋の気配 / 小田和正がランクインしているランキング
感想・評価
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小田和正の曲ランキングでの感想・評価
小田和正の曲ランキングでの感想・評価
恋人たちの最後の別れのシーンを歌った切ない曲
秋の季節になると思い出す一曲です。恋人たちのふとした心のすれ違いと別れのシーン・・。幸せだった頃に贈った彼女への歌・・。《あのうただけはほかの誰にもうたわないでね》との歌詞はまだ揺れ動く彼女の気持ちを表しています。そして最も心を打たれたのが《こんなことは今までなかった ぼくがあなたからはなれてゆく》との歌詞。別れたくはないけれど、もうどうしようもないほど彼女との心の距離が広がっていくのを彼は感じています。《ああ嘘でもいいから ほほえむふりをして》・・。最後の時くらい幸せだったあの頃の笑顔を見せて欲しいとの叶わぬ想い・・。聴いていてそうした情景が浮かびあがり切なくなってしまう一曲です。
秋の歌ランキングでの感想・評価
「別れの直前という一瞬」を歌った名曲
あくまでも自分の感想です。その上で、解釈が難しいのですが。
「ぼくがあなたから離れていく」
「別れの言葉をさがしてる」
「あぁ 嘘でもいいから ほほえむふりをして」
「ぼくのせいいっぱいのやさしさを あなたは受け止めるはずもない」
という歌詞から、自分→彼女への別れは避けがたい事なんだけど、決定的な別れの言葉は彼女を傷つけてしまう。だからこれ以上(理由)などは言わせないで・・・という歌なのかなぁと、勝手に思っています。
だとすると。その繊細な一瞬をこれだけの歌詞に広げて表現出来るのは、本当にすごいとしか言い表せません。
何て言うか・・・自分自身は語彙力が低くて御免なさい。
みよさん(女性・40代)
3位(90点)の評価