アシタカの詳細情報
登場作品 | もののけ姫 |
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声優 | 松田洋治 |
ヒイ様からは「アシタカヒコ」と呼ばれている。ヤマト(大和)(ヤマト王権または大和朝廷)との戦い(史実においては平安時代に起きた坂上田村麻呂の蝦夷征討)に破れ500年余り経過し、朝廷や将軍(武家政権)も衰えていた時代(室町時代の後期、応仁の乱で京都は荒廃し、室町幕府の体制は瓦解していき、朝廷も権威が落ち込んでいた)、北の地の果てに隠れ住むアイヌ民族であるエミシ(蝦夷)一族の数少ない若者(エミシ一族も既に衰亡しつつある事をヒイ様達が口にしている)。(引用元: Wikipedia)
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ジブリで一番好きなキャラ【長文】
童顔なのに筋肉質で文武両道の完璧イケメン。しかも倒れてる他人を見放すことなく救ったり、森と人間両方のために最善を尽くそうとしている姿には尊敬しかないです。
でも中にはやはりカヤに関しての意見で彼のことが好きになれない人が大半だと思います。私も「その対応はどうなんだ…」とは思いました。
でもよく考えてみてください。
誰も意図していないかも知れませんでしたが、アシタカは実質村を追い出される形で旅に出ようとした直後にカヤから玉の小刀を受け取ったのです。
村を守ったにも関わらず、理不尽とも言える命を削られる呪いを受け追放されました。終始無口を貫いていたアシタカの心には少なからず不満があったはずです。人間ですし。
カヤの言動はそのときのアシタカの心を慰めたでしょう。
ですが決まりとしてカヤの行動は罰せられるべきものでした。多くの人は「その後のアシタカの話の終わらせ方が冷たい」と発言していますが、アシタカはカヤが罰せられないように早めに話を終わらせて村を出て行ったのだと思います。カヤを思っての行動です。
では、サンに玉の小刀をあげたのはなぜでしょうか。
今の時代だと最低ですね。別れたとは言っていない女性からもらったものを別の女性にプレゼントしているので。
視点を変えましょう。
サンにそれをあげる理由はあるのか?
アシタカにとってサンは命の恩人です。本来ならば多量出血で死んでいた赤の他人の自分を運び、みていてくれていたから。
普通はそれだけで話は終わりますが、違いました。
サンは捨てられて山犬に育てられた山犬の人間。山犬として育ったサンは森の仲間と敵対している人間を憎んでいます。
アシタカは命の恩人であるサンへの借りを返したい。でも彼女は人間である自分を嫌っていて、敵として見做されている。
だからといってサンただ1人の為に自分達への攻撃を許していいのか。
アシタカは森と人間が共存できるようにする。それをサンへの恩にしたのです。
そんな中、アシタカのサンへの認知は命の恩人だけではなくなりました。彼女は人間と聞くだけで嫌い、憎しみを吐き出す。アシタカはそれが辛かったのだと思います。タタラ場の女性たちのように、カヤのように思いやりのある優しい人間もいるのに。
恐らくアシタカはサンと自分を重ねたのでしょう。サンの憎しみは心の中にしまっていた自分の気持ちとそんなに変わらない。
その時の自分を慰めてくれたのがカヤだった。言動が心を癒してくれた。
でも自分には彼女を慰めることはできない。人間という立場からはできない。でも何かしてあげたい。
そこでアシタカは玉の小刀を渡したのです。
その意味がわからなくとも、伝えようとした気持ちがわからなくとも、少しでも力になりたい…そんな思いで渡したのかも知れません。
それに彼は呪いが深刻化していて、生きられる時間も限られていました。カヤが自分のために罰を受けようと…犠牲になってくれたように、周りの評価がどうなろうと、サンのために最善を尽くしたのです。
自分を犠牲にしたのです。
結果的にアシタカは恩を返すことができ、サンの信頼を掴みましたが、サンと暮らすことは避けます。タタラ場の人たちはアシタカを信頼しているとしてもサンと暮らすことに反感を抱く人も少なからずいるはず。そうしたらまた森に侵略してくるかも知れない。
今後のことも考えて、彼はサンと人間の間で一番良い方法を選んだのでしょう。
そう考えるとアシタカの行動は激しく批判されるものではないのでは?
カヤが助けになってくれた玉の小刀をカヤのようにサンに助けになりたいと思ったからアシタカはサンに渡したのです。
アシタカはカヤのことを絶対に嫌ってなんかいないはずです。渡すことは苦渋の決断だったでしょう。
でも自分の欲のために大勢の人間・森を犠牲にはできない。
アシタカは心優しく、常に周りの最善を尽くしてくれた人間です。
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