吉祥天女(漫画)の詳細情報
作者 | 吉田秋生 |
---|---|
ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 小学館 |
連載 | 別冊少女コミック(1983年3月号〜1984年7月号) |
巻数 | 全4巻 |
参考価格 | 583円(税込) |
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作者 | 吉田秋生 |
---|---|
ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 小学館 |
連載 | 別冊少女コミック(1983年3月号〜1984年7月号) |
巻数 | 全4巻 |
参考価格 | 583円(税込) |
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小夜子の神話的存在感、魔性の天稟にして呪いですらある超能力
超能力を題材にしたSFの系譜にあって、ひときわ異彩を放つ傑作がふたつある。どちらも1980年代前半、日本の少女マンガ誌に発表されたものだ。ひとつは山岸凉子の『日出処の天子』。そして、もうひとつが吉田秋生の『吉祥天女』だ。
甲乙つけがたいが、ここはヒロイン叶小夜子の存在感が鮮烈な『吉祥天女』をあげよう。ファム・ファタルとも言えるが、そうしたナイーヴな偶像化を許さない強度で、彼女は読む者の喉元へ切っ先を向けてくる。その超能力は「便利なツール」ではなく、魔性の天稟であり、彼女自身にとっての呪いですらある。
SF研究家・文藝評論家
牧 眞司さん (男性)
1位(100点)の評価