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曲全体
元々はインディーズ時代に出していたアルバムGIRLIEに収録されていた曲の一つで、ポニーキャニオンからメジャーデビューを果たして丸三年にさしかかろうとしていたタイミングで発売されたシングル曲です。
aikoの中でも特に無敵モードであると言える一曲。
まず、インディーズ時代からあったジャジーな部分を残しつつロックサウンドで味付けをしてあること。イントロのギターには何回やられたことでしょう。
そして歌詞。『運命には逆らえないね きっとどう転んだって きっとどうあがいたって』から始まります。歌の中の主人公の二人称に対する絶対的な愛を全力で示そうとしているのです。聞いている私達だって逆らえるわけがありません。
3位陽と陰 / aiko
アーティスト | aiko |
---|---|
作詞・作曲 | AIKO |
リリース | 2001年11月21日『おやすみなさい』 |
収録アルバム | 秋 そばにいるよ |
タイアップ | - |
辛いときに聞くとそれが絶対に打破できそうな気がしてくる
aikoのシングル『おやすみなさい』のカップリング曲、またアルバム4枚目の『秋 そばにいるよ』、そして2019年6月に発売されたシングルコレクション&カップリング選曲集の『aikoの詩。』に収録されている一曲です。これだけの収録機会に恵まれている曲なのでどうやって逃げても絶対に一度は聞くことができる曲だと思います。
aiko自身も「ものすごく悔しいことが起きたときに作った曲だった」と述べています。基本的にaikoの曲でロックサウンドのものは、何かマイナスなものにぶち当たりそうなとき、もしくはもうぶつかってしまった後に作られているような気がします。でもこの曲の歌詞はとても前向きで、私も何度もこの曲を聞いて励まされてきました。ライブでも盛り上がる曲です。
aikoなりのJ-Pop
バカリズムが脚本を書いたドラマ『素敵な選taxi』の主題歌にもなったシングル曲。
私はかれこれ20年近くaikoのファンをしているのですが、この曲を聞いた時に初めて「aikoがJ-popらしい曲を書くようになってしまった!」と感じました。
でもこれは実はちょうどその時期に、編曲者が今までやっていた島田昌典さんからOster Projectに変わったからなのもありました。ずっと聞き続けていたファンとしては少し違和感がありましたが、aikoなりのチャレンジ精神も感じられましたし、実際ドラマの主題歌に提供できるだけの自信もあるのだというのがひしひしと伝わってきました。
ある一人の人と別れを告げた後、頑張って前を向いて歩いていこうという意思と不安が折り重なった一曲です。
もしかしたらこれをきっかけに新規ファンが増えたのではないかという予測もあります。
ドラマチックな曲
aikoの3枚目のアルバム『夏服』の一曲目を彩る曲です。
サウンドもaikoのアルバムの楽曲の中では初めてストリングスを取り入れていて、そこにロックサウンドが乗っかっているので、落ちついているのだけれども徐々に重みを加えて抑えつけられながらも静かに心を引っ掻き回されている感覚をおぼえます。
そして歌詞はサビのように『青い空真っ白な鶴が舞う それはただ眩しくて心をさす』というように、ものすごく文学的で、個人的にはaikoの敬愛する松任谷由実を越えてしまったのではないかと思いました。
気がついたらそばにいると思っていた人が遠くに行ってしまったという趣旨の曲だと思うのですが、MVはそんなのと全然関係なく、aikoが宝石泥棒のフリをして大事なものを奪っていくというコンセプトになっています。ギャップが激しい印象もあります。
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歌詞
2003年の夏に発表されたaikoの13枚目のシングル曲。当時グリコカフェオーレのCM曲としても起用され、本人が出演したことでも話題となりました。
aiko自身は視力がとてもいいことでも有名なのですが、そんな彼女が描く歌詞の中で、主人公はなんでも見えていて自慢だったはずだったのに、突然色んなものがぼやけて見えてきたと訴えます。
そこから転がるサビへの『交差点で君が立っていてももう今は見つけられないかもしれない』から始まり、色んなことが不安に思えてしまうような展開になるのはaiko節の真骨頂。所詮はこんなに広い中で自分が寂しさを訴えても一人ぼっちだと言わんばかりの『この歌よ誰が聞いてくれる?』はまさに孤独が故の心の叫びだと言いようがありません。